ジャズといえばブルーノート(Bluenote)。
ブルーノートといえばジャズ。
というくらい有名なジャズ・レーベルですね。
そんなブルーノートには星の数ほど作品があり、かっこいい作品もかなり多いです。
初心者の方は何から聴けばいいか迷うと思います。
ということで、今回はブルーノートの中でも初心者の方に向けてぜひ聴いてもらいたいアルバムを選んでみました。
選んだ視点は聴きやすいかどうか!
一般的な基本の5枚とは違うと思いますが、どれもわたしがジャズを聴きはじめてから今までずっと聴いている名盤で、オススメできるものです。
- やさしいジャズ「Dizzy Reece / STAR BRIGHT」
- はげしいジャズ「Art Blakey and The Jazz Messengers / mosaic」
- たのしいジャズ「LOU DONALDSON / Blues Walk」
- かっこいいジャズ「LEE MORGAN / THE SIDEWINDER」
- クールなジャズ「Wayne Shorter / JUJU」
- ジャズとボサノバの融合「CHALIE ROUSE / BOSSA NOVA BACCHANAL」
- クールでモダン「PETE LA ROCA / BARSA」
- まとめ
- レコードのすすめ
やさしいジャズ「Dizzy Reece / STAR BRIGHT」
まずは、基本的な構成、音で楽しめる1枚です。
Dizzy Reeceというトランペッターの作品で、とても聴きやすいアルバムだと思います。
この人はあのマイルス・デイヴィスに認められた人としても有名で、とても歌心のあるトランペットを吹く人です。
特に「I'll Close My Eyes」ではやさしい音でやさしい曲を吹くのでとても幸せな気持ちになります。
その他の曲も純粋に楽しんでいただけるアルバムだと思います。
ものすごく聞きやすいアルバムですのではじめに1枚にわたしはおすすめしたいです。
このアルバムについてはこちらの記事にて詳しく紹介していますのでこちらもごらんください。
私が持っているレコードは東芝の国内再発盤です。
このアルバムに関しては絶対にいつかモノラルのオリジナル盤を手に入れようと思います。
はげしいジャズ「Art Blakey and The Jazz Messengers / mosaic」
次もジャズの基本の1枚でよく紹介されるアルバムです。
有名なドラマーのアート・ブレイキーのアルバム。
とにかく激しいドラム、最高です!
1曲目のmosaicは印象的なテーマから最後までずーーっと疾走感が漂う激しいアルバムです。
迫力満点のドラムで、スカッとしたい時にオススメです。
小難しいジャズではなくて、かっこいいジャズです。
このアルバムについてはこちらの記事にて詳しく紹介していますので合わせてごらんください。
たのしいジャズ「LOU DONALDSON / Blues Walk」
次にご紹介するのはLOU DONALDSONのアルバムです。
LOU DONALDSONといえば、レアグルーヴ方面では有名な人で踊れる曲を何曲も出しているサックスプレーヤーになります。
例えばこんな曲です。
堅苦しくなく、踊れるジャズです。
ザ・ジャズではなく、楽器にコンガが入っていて、ちょっと陽気な仕上がりです。
聞いてて楽しい、そんなアルバムがこのアルバムになります。
このアルバムに関してもこちらで詳しく紹介していますので合わせてごらんください。
かっこいいジャズ「LEE MORGAN / THE SIDEWINDER」
ジャズ界で有名なトランペッターは何人かいると思いますが、そんな中でもかなり有名なのがLEE MORGANです。
ジャズの代表的なトランペッターの1人で、いろんなレーベルにたくさんの作品を残しています。
そんなLEE MORGANのアルバムの中で、ジャズファンの中で賛否両論あるのがこのアルバム。
表題曲の「THE SIDEWINDER」はどこかで聞いたことがありませんか?
とてもかっこいい曲。
ジャズにロックのリズムを取り入れたいわゆる、「ジャズ・ロック」と言われる曲の元祖です。
どうもこういう曲は昔からのジャズファンには受け入れられないようですがわたしはかっこよくて大好き。
ロックが好きな人は気に入ってもらえると思います。
このアルバムに関してもこちらで詳しく紹介していますので合わせてごらんください。
クールなジャズ「Wayne Shorter / JUJU」
そしてちょっと雰囲気が違うWayne Shorterのアルバムについてです。
ここまでの3枚とは少し印象が違うかもしれません。
どこか不気味な感じがありながらも都会的な音が聴けます。
はじめ、少し抵抗感があるかもしれませんが、お酒を飲みながら聴いてみてください。
ウイスキーなんかがオススメですね。
こんな中毒性の高い曲ばかりで、気持ちよくなることうけあいですww
このアルバムに関してもこちらで詳しく紹介していますので合わせてごらんください。
ジャズとボサノバの融合「CHALIE ROUSE / BOSSA NOVA BACCHANAL」
ブルーノートに残されたボサノバ作品。
テナー奏者であるチャーリー・ラウズのボサノババッカナルです。
前編、ボサノバの雰囲気のあるアルバムで、心地よい雰囲気に包まれています。
コーヒーやお酒を飲みながらBGM的に聴くのにもおすすめなアルバムです。
このアルバムに関してはこちらの記事で詳しく紹介していますので合わせてごらんください。
クールでモダン「PETE LA ROCA / BARSA」
天才ドラマーPETE LA ROCAがBLUE NOTEに唯一残したアルバムがこのBARSAです。
クールな演奏が多く、モダン。
ちょっとクセがあるので、最初はとっつきにくいかもですが聴いていくとどんどんハマってしまいます。
古臭いジャズが嫌な方はこちらから聴いてみるのもアリですよ。
このアルバムに関してはこちらの記事で詳しく紹介していますので合わせてごらんください。
まとめ
ということで、この記事では初心者の方でも聴きやすいブルーノートのオススメアルバムをご紹介しました。
昔からのジャズファンの人には怒られるかもしれませんが、このアルバムはどれも初心者の方にオススメできるアルバムです。
どのアルバムもCDで買うことができますので、気軽に聴きはじめてみてはどうでしょうか?
ちなみ、ご紹介した順番はオススメ順でもあります。
1枚からでもはじめてみてください。
レコードのすすめ
わたしが持っているart blakeyのmosaicのレコードはステレオのオリジナル盤です。
ジャケットの雰囲気が最高です。
こういったモノとしての魅力がレコードにはあるとおもいます。
まだレコードを聴く環境がない方はこれをきっかけにはじめてみてはどうでしょうか?
私がおすすめしているオーディオセットについてこちらの記事を参考にしてみてください。
ブルーノートをはじめとしたジャズの名盤のオリジナルレコードはなかなか高価で手が出にくいです。
そんなときには音のいい再発盤(リイシュー)で聴いてみてください。
こちらの記事ではおすすめの音のいい再発盤について紹介していますのであわせて読んでみてください。
ブルーノートのジャズもそうですが、アナログレコードで聴きたい音楽についても紹介しています。
ジャズと、ブラジルのジャズ。
どちらもアナログレコードで聴くと魅力倍増ですよ。