【ジャズレコード】オリジナルは買えない時の強い味方、オススメ高音質再発盤!

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ジャズが大好きで、アナログレコードでジャズを聴くのが私の大切な時間です。
そんな時に本当はオリジナルのレコードで聴きたいものです。
やっぱりオリジナルのレコードって音に雰囲気あって再発盤とは全然違いますよね。
と言いながら、高すぎます。人気タイトルだと6桁とかザラです。

流石に一般的なサラリーマンでは気軽に買うことができないので再発盤を買うことになるのですが中には粗悪な再発盤もあり、聴いてがっかりなんてことも。

そんな中、一部高音質を売りにしているディストリビューターがあります。
「オリジナルは買えないけど、名盤はいい音で聞きたい」
という要望に応えるためにリリースされているんですね。
そこでこの記事では、私のおすすめの高音質な再発盤についてご紹介したいと思います。

 

 

我が家のオーディオセット 

レコードのことをお話する前に、まずは我が家のオーディオセットから紹介します。
レコードの音質はどうしてもオーディオセットの影響も受けてしまいます。

我が家のオーディオセットはできるだけフラットに、いろんなジャンルの音を聴けるようなセットにしてみました。
我が家のオーディオセットについては初心者向けおすすめオーディオセットの記事で詳しく紹介していますので是非ごらんください。

 

 

どうしても音質は完全な主観になっちゃいますが、かなりフラットでクリアな音が出るオーディオセットだと思います。
そんなオーディオセットで私が聴いた中で音質をおすすめできる再発盤のレーベル、ディストリビューターについて紹介します。 

ANALOGUE PRODUCTIONS

まず、高音質で有名な ANALOGUE PRODUCTIONS です。
いわゆる「アナプロ」と言われるものですね。
私は1タイトルだけ持っています。Sonny RollinsのTenor Madnessです。

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確かにものすごく音がいいです。
音に迫力があるというか、艶があり、明らかに他のリイシューとは異なりますね。

ジャケットの作りもかなり凝っていて、オリジナルのようなコーティングがきれいに施されています。
なお、オリジナルと全く同じように復刻はされておらず、 ANALOGUE PRODUCTIONSのロゴが入っていますね。
ここは自信の現れなのかもしれません。
ちなみに、シリアル№まで入ってます。(一応指で隠してます)

 

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すでに中古市場でも ANALOGUE PRODUCTIONSであることで価値が高まっており、値崩れしません。
人気タイトルは万超えしちゃってますね。
再発盤ですがそれだけの人気があるのは音質がいいこと、ジャケットの作りがモノとしていいことに起因していると思います。
まず間違いなく、失敗しませんので買ってみてください。

MUSIC MATTERS

ANALOGUE PRODUCTIONSについで有名なのがこのMUSIC MATTERSではないでしょうか?
ここはBlueNoteのみを復刻しているレーベルで、そのこだわりはすごいです。
いわゆる人気盤ではない盤も復刻している印象を受けます。

私が買ったこちらの Stanley Turrentine の BLUE HOUR なんて、まさか高音質で復刻されるとは思っていませんでしたので、見つけたときは嬉しかったです。

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音は ANALOGUE PRODUCTIONSほどの感動はなかったですが、問題なく、いい音です。
国内版復刻などとくらべると音の迫力、クリアさが段違いです。
ANALOGUE PRODUCTIONSと比べると少し価格が落ちるところも嬉しいところですね。
新品で5千円くらい、中古市場ですと3千円くらいで見ました。(2016年11月時点)

 

プレミアム復刻

ディスクユニオンによる復刻になります。
ブルーノートの人気タイトルと一部番外編の復刻です。
私が一番買っている高音質復刻はこれですね。
ディスクユニオンが出しているということでディスクユニオンのジャズ売り場にはこのコーナーがあります。
ブルーノートの人気盤のオリジナルとか、もう、無理だと思ってますので、ここの復刻で大満足です。

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オリジナルの完全なる復刻を狙っており、ジャケットも、インナースリーブも、ラベルもかなり忠実に復刻されています。
音はブルーノートらしい太い音で聴いてて気持ちいいです。

こんな深溝はうれしいですね。

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私は今後、ブルーノートの定番の人気盤はこちらで基本的に揃えようと思っていました。
新品で5千円くらい、中古だと3~4千円であります。
ですが、Moanin'や、Blue Trainや、Cool Struttin'などの人気盤が万超えするようになっちゃいまして、これだと手が出ないです…

Classic Records

紹介していきなりで申し訳ないのですが、会社自体は倒産したらしいですww
残念な話ですが、アナログレコードで生きていくということは厳しいことですね。
倒産したということで在庫が余っているのか、中古でシールド盤をよく見ます。

私は ART BLAKEY の Mornin' のシールド付き中古を2千円ちょっとで手に入れました。

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音質はここまで紹介したものに比べると劣りますが、この価格で手に入るのであれば問題ないですね。 

TONE POETSシリーズ

次に紹介するのはBlueNoteの公式再発シリーズであるTone Poetsシリーズです。

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2019年はBlueNote設立80周年でその記念としてスタートしたアナログのシリーズになります。
盤面は180グラムの重量盤でずっしりとした重量感があります。
特筆すべきはジャケットの印刷や、コーティングがものすごくきれいなところだと思います。

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音は音圧はそんなに高くないですが、クリアで臨場感のある音です。
ブルーノートらしい音を体感することができると思います。

番外編)キングレコードのブルーノート復刻

最後は番外編ですが、国内の復刻であるキングレコードに関してです。
国内の復刻といえば東芝EMIの復刻シリーズが有名ですが、それと同じくらいキングレコードも有名です。
キングの復刻は音質がいい
ということはさんざん言われていることですが、最近少し集めてみて、実感するようになりました。
「鳴ってる!」と思います。

特にトランペットの音が響いていると思います。

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なんだかんだで最近はレコードブームもあり、値上がりしていますが、狙えば千円くらいであります。
ちまちまとヤフオクやメルカリなどで狙っています! 

まとめ

ということでこの記事では高音質なジャズレコードの再発盤について紹介しました。
オリジナル盤はなかなか手がとどかないので、高音質の再発盤は非常にありがたいです。
現時点で私はブルーノートであればディスクユニオンのプレミアム復刻、それ以外であればMUSIC MATTERSがベストだと思います。
レコード聴くならできれば高音質なものがいいと思います。
ジャズのような生楽器を使う音楽だと特にそうですね。
この記事を参考に高音質な再発盤を探してみてください。
なお、私のおすすめのブルーノートのジャズについてブルーノートのおすすめ盤の記事にまとめて紹介していますので合わせてごらんになってみてください。

 

また、私のアナログレコードの再生環境についてはレコードのススメの記事にまとめています。
オーディオセットからレコード針、クリーニングの方法などレコードを聴き始めるために知っておきていただきたい情報をまとめていますのであわせて御覧ください。