私が一番好きなトランペッターは?と聞かれたら即座にこの人と答えます。
Dizzy Reece
ジャマイカ生まれのジャズトランぺッターです。
ジャマイカからヨーロッパに渡り活躍しており、あのマイルスデイビスに
「ヨーロッパにすごいやつがいる」
と言わしめた話は有名な逸話。
そんな彼のトランペットが大好きで、ずっと聴いています。
そんなDizzy Reeceのアルバムで初めて買ったレコードをご紹介します。
STAR BRIGHT(BlueNote)
ブルーノートのアルバムらしいデザインですが、赤を基調にしているという部分では個性的ななジャケットかもしれません。
とにかく、ブルーノートっぽいジャズです。
また、とてもメロディアスな曲が多く、聴きやすいアルバムだと思います。
1.THE RAKE
2.I'LL CLOSE MY EYES
3.GROOVESVILLE
4.THE REBOUND
5.I WISHED ON THE MOON
6.A VARIATION ON MONK
お気に入りの曲
このアルバムの中からお気に入りの曲を数曲ご紹介します。
I'LL CLOSE MY EYES
いろいろなミュージシャンにカバーされている名曲ですね。
とてもかわいい曲です。
このDizzy Reeceのカバーは弾むようなベースラインにあいまって、ものすごく幸福感のある曲に仕上がっていると思います。
どなたでも楽しい気分になれること間違いなしです。
私の大好きなテナープレイヤーのハンクモブレーのソロも必要以上に音数が多くなく、気持ちよいです。
このアルバムで一番好きな曲です。
GROOVESVILLE
ウィントンケリーのかわいいピアノから始まる素敵な曲です。
イントロがかわいすぎる。
そのあとの長いトランペットソロは歌ってます。
長いソロなのですが、聴きあきないですねぇ。
THE REBOUND
クールなテーマから始まる速めの曲です。
ポールチェンバースのウォーキングベースが心地よいです。
確実に刻まれるリズムの上で管楽器が乱れます。
夜を感じさせる曲でお酒に合います。
気持ちよく聴けるアルバム
ということでこの記事では私の大好きなDizzy Reeceのアルバム、STAR BRIGHTをご紹介しました。
とにかくいい曲目白押しのハズレ曲なしのアルバムです。
ジャズを聴き始めるのにどのアルバムから聴こうか悩まれているのであればこのアルバムからはじめてみてはいかがでしょうか?
ジャズ云々よりもいい曲ばかりです。
なお、このアルバムと同じく、これからジャズを聴き始める方におすすめのアルバムをこちらの記事にまとめていますので合わせてごらんください。