【SANSUI SCR-B2 レビュー】多機能だけどレトロデザインのカセットテープ生活にぴったりなラジカセ

f:id:gami_bookmark:20200831202516j:plain

アナログレコードが大好きなわたくし。
もちろんストリーミングも利用していてとても便利なことは重々承知しております。
それでも惹かれるアナログミュージック。
ただのノスタルジーではなく、聴く喜び、聴く楽しみがデジタルよりたくさんあるんだと思います。
レコードと一緒に私が惹かれているのはカセットテープです。
このキュートで愛おしいモノ。
そばに置いておきたくなります。
そこでこの記事では私がカセットテープを聴く際に使っているラジカセであるSANSUI SCR-B2についてご紹介します。

レトロデザインのこのラジカセはとにかくデザインが気に入ったら買いです。
現行でこのデザインのものは手に入れることはできないですよ。

SANSUIのレトロデザインラジカセ

この記事で紹介するわたしが購入したラジカセは、SANSUI SCR-B2です。
SANSUIといえばオーディオファン、音楽ファンにはなじみのあるメーカーですが、すでに倒産しています。
今はドウシシャという会社のブランドになっているのであのSANSUIではありません。

SANSUI SCR-B2のラジカセはとにかくレトロ。
このラジカセに決めた一番の理由はデザインです。
まさに80年代デザインを踏襲しているレトロデザイン。
アラフォー世代はどこかで一度は見たことがあるのではないでしょうか?

このレトロデザインのラジカセには赤色と青色があります。

人気なのは赤色なのかAmazonでも楽天でも赤色の方が値段が高く設定されていますね。
私は運良く、展示品の赤を定価くらいで購入することができました。
箱もとてもかわいい。
f:id:gami_bookmark:20200831200517j:plain

この箱にも記載がありますが、レトロデザインのくせに多機能ラジカセです。
f:id:gami_bookmark:20200831200559j:plain

機能の詳細については後で説明します。

現行のラジカセを選んだ理由

近年、昔のラジカセを修理して売っているお店もでてきましたが、もはやヴィンテージ。
なかなかいい値段がするので気軽には手を出せません。

さらに昔のラジカセを修理して売られているラジカセが壊れないとは限らない。
ピンきりだと思います。
実際にヴィンテージのラジカセを買ってはみたけど、故障が多いというレビューもいくつか見ました。
そこで今回は現行のラジカセを選ぶことにしたのです。

レトロデザインなラジカセ

実はラジカセは細々ですが他のメーカーからもリリースされています。
同じくらいの値段で多機能なものも多く、このSANSUIのラジカセをわざわざ選ぶ理由はデザインです。 レトロデザインなラジカセを探される方にはかなりおすすめできると思います。

f:id:gami_bookmark:20200831201103j:plain

この赤と黒のコントラストがまさに80年代ですよね。
配色、質感すべてがノスタルジーを感じます。

スピーカーの部分なんて、まさにあの時代です。
f:id:gami_bookmark:20200831201216j:plain

パット見は80年代のラジカセなのですが、サイズ感はかなりコンパクトです。
本体サイズは

(約)幅31.7cm×奥行9.5cm×高さ11.5cm

になります。
想像していたサイズの二回りくらい小さい感じでした。
でもこのコンパクトさが可愛くてたまりません。

ボタンの感じがとにかく気に入りました。
f:id:gami_bookmark:20200831202820j:plain

誰もが一度は触れたことのある、「ガチャ」と押し込むタイプのあのボタンです。
デザインはもちろんですが、さわり心地もかなりよくお気に入りポイントです。

基本的な機能

このラジカセでは、ラジオカセットテープSDカード/USBメモリのmp3再生ができます。
このFUNCITONで選択します。
f:id:gami_bookmark:20200831200938j:plain

ラジオは一般的なAM/FMが聴けます。
ちょっとチューニングが安定しない感じで音を拾うのに苦労する感じです。
久しぶりに聴く「ジーッ」っていう音、いいですね。
こんな感じでアンテナを伸ばすのもなんとも懐かしい。
f:id:gami_bookmark:20200831202951j:plain

メインのカセットテープは標準的な再生機能です。
f:id:gami_bookmark:20200831200959j:plain

ここのボタンを「ガチャ」っていう押した感じと音がたまんなくていいですね。
昔のラジカセについてたオートリバース機能(A面おわると勝手にB面再生する機能)はもう現在では作れないらしいです。
なので、片面終わると自動で停止します。
SEMI AUTO STOPと言うらしいw
カセット入れ替える所作も楽しいので問題なしです。
f:id:gami_bookmark:20200831201400j:plain

そして、現代のラジカセらしいmp3再生機能です。
f:id:gami_bookmark:20200831201041j:plain

このI/FにSDカードや、USBメモリを挿して使います。
スマホなどのあるこのご時世あんまり使うことはないですね。

もう一つの現代機能がBluetoothです。
スマホの音源をこのラジカセで再生することができます。
オーディオがある人はあまり使わないかもしれませんが、このラジカセらしい音でスマホの音楽を聴くのもなかなかおもしろいです。

バッテリーと電源

このラジカセは電池とAC電源からの給電で動作します。
背面に電池を入れるカバーがついていて、単一乾電池×4本で動作します。
f:id:gami_bookmark:20200831201559j:plain

昔のラジカセに比べると少なくて安心ですw
ケーブルでの給電も可能で、私はもっぱらこちら。

f:id:gami_bookmark:20200831201630j:plain

背面にケーブルを垂直に指すタイプなので、ラジカセ自体を壁にくっつけることができないのが少し残念です。

ラジカセの音質

音質自体はあまり期待していなかったのですが、思ったよりもよくてびっくりしました。
高音がちょっと目立って聴き疲れそうなところもあるのですが、BASSを全開にするとそんなに気になることもなくなります。
チープではありますが、しっかりと鳴っていて、気持ちいい。
これは効果なオーディオでは味わえない感覚ですね。

カセットは普段はこのラジカセ本体で聴くようにしてます。
そのほうがよりカセットらしい音がするような気がするんです。
ただし、最近のリスニング用のカセットはとにかく音がよくなっているので、爆音でも聴きたくなります。
そんなときはヘッドホンジャックから普段使っているアンプに入力して、レコードと同じオーディオで聴いています。
こうすると、レコード並の迫力で聴くことができますよ。
ちなみに我が家のオーディオセットはおすすめのオーディオセットの記事で紹介しています。
初心者の方にもおすすめできるレコードが聴ける環境です。
こちらの記事も読んでみてください。

レトロデザインラジカセ「SANSUI SCR-B2」まとめ

ということでこの記事ではSANSUIのレトロデザインラジカセであるSANSUI SCR-B2を紹介しました。
デザインは言うことなしだと思います。
レトロな80年代デザインが好きな方は必ず気にいると思います。
想像していたよりも音がよく、持ち運びにも便利です。
これからカセットテープを聴こうと思われている方にはかなりおすすめできるラジカセだと思います。
私はこのラジカセで昔のカセットテープを聴くよりも新譜を聴こうと思います。
f:id:gami_bookmark:20200831203521j:plain

現在、少しづつですが新譜でのカセットテープのリリースも増えており、特にビートテープと言われるビートメイカーの方のアルバムがアツいです。
レトロなデザインのラジカセで、レトロなカセットテープだけど最新の音を聴きたいと思います。
おすすめのカセットテープは今後紹介していきたいと思います。
なお、私のおすすめのカセットテープが買えるお店はカセットテープが買えるおすすめのお店まとめにて紹介しています。
どのお店も通販で買えますのでチェックしてみてください。

ちなみに、もう、このラジカセは現在は廃盤になっていると思われますので気になる方は早めに動いてみてください。
このラジカセで素敵なカセット生活はじめませんか?

その他のカセットテーププレイヤー

ラジカセの他にもカセットテープを聴けるプレイヤーはあります。
最近はカセットテープが見直されていることもあり、いろんなメーカーからカセットテーププレイヤーが販売されています。
ですが、デザインと音質がなんとも微妙で…
カセットテーププレイヤーに関しては80年代、90年代のほうがかっこよく、いい音がすると思います。

私はPanasonicの昔のモデルを使っています。
人気のモデルはSHOCK WAVEです。
f:id:gami_bookmark:20210926161303j:plain

デザインも音も最高ですよ。

もう一つはCHOT WAVEというカセットテーププレイヤーです。
これはSHOCK WAVEの廉価版になりますが、コスパは高くおすすめです。
f:id:gami_bookmark:20210823103320j:plain

それぞれ、以下の記事で紹介していますので、あわせて読んでみてください。

SHOCK WAVE
CHOT WAVE