クールでモードなジャズ。
言葉で説明するのは難しいんですが、そんなジャズが好きです。
音が尖ってて、思ってたとおりにメロディが進まないけど気持ちいい。
そんな一面があるところがジャズの好きなところです。
この記事ではまさにクールでモードなジャズであるPETE LA ROCAのBASRAについて紹介します。
クールでかっこいい曲から、お酒をのみながらしっぽり聴きたい曲まで。
クセはありますが、いろんなタイプの曲が楽しめるいいアルバムです。
PETE LA ROCA
この記事で紹介するPETE LA ROCA。
ジャズを聴く人であればいろんな作品に名前を連ねているので知っている人もいるでしょうが、ジャズになじみのない方ははじめて聞く人も多いのではないでしょうか?
天才ドラマーといわれるジャズの偉人のひとりです。
いろんなセッションで名演を残されていますが、とても情熱的でクールでモダン。
私はそんな印象を持っています。
得てしてジャズのドラムは退屈になることもありますが(怒られるw)そんなことを微塵も感じさせないセンスあふれるプレーが私は好きです。
私の大好きなドラマーのひとりになります。
BLUE NOTE唯一のリーダー作
PETE LA ROCAはBLUE NOTEではこの記事で紹介するBASRAが唯一のリーダー作になります。
1965年5月の録音で、パーソネルは、
* Pete La Roca (ds)
* Joe Henderson (ts)
* Steve Kuhn (p)
* Steve Swallow (b)
といった感じです。
個性的なメンツで普通のジャズをやりそうにないw
そんな印象を受ける布陣です。
おすすめの曲
では、このアルバムから数曲、私のおすすめの曲を紹介します。
1.Malaguena
このアルバムで一番好きな曲です。
とにかくクール。
とてもシリアスな展開から始まって、フリージャズぎりぎりのサックスソロが印象的な曲。
癖のある曲ですが、ハマると抜けられないでしょう。
3.Tears Come from Heaven
ジョー・ヘンダーソンのテナーサックスを堪能できる曲です。
このアルバムの中では一番聴きやすいジャズの曲だと思います。
5.Lazy Afternoon
お酒をのみながら聴きたい曲です。
バーで深い時間にレコードで聴きながらウイスキーを飲む。
そんなシチュエーションがばっちりハマりそうな素敵な曲。
お酒にぴったりですよ。
ちなみにこのブログではウイスキーについてもいろいろ紹介しています。
こちらの記事でまとめていますのであわせて読んでみてください。
PETE LA ROCA「BARSA」
ということでこの記事では、天才ドラマー、PETE LA ROCAのBLUE NOTE唯一のリーダー作であるBASRAについて紹介しました。
癖のあるアルバムなので、好き嫌いは分かれるかもですが、ハマると抜けられないでしょう。
速い曲から遅い曲までいろんなタイプの曲が収録されていますので、たくさん楽しめると思います。
ぜひ、こちらのアルバムも聴いてみてください。
アナログレコードで。
このアルバムはぜひアナログレコードで聴いてもらいたいです。
再発ですが、私はレコードで聴いています。
サックスの生々しい吹きっぷりが気持ちいいですよ。
まだレコードを聴く環境がない方はこれをきっかけにはじめてみてはどうでしょうか?
私がおすすめしているオーディオセットについてこちらの記事を参考にしてみてください。
このブログでは、、アナログレコードで聴きたい音楽についてジャズと、ブラジルのジャズをいくつか紹介しています。
どちらもアナログレコードで聴くと魅力倍増ですよ。
合わせて以下の記事も読んでみてください。