【レコードのススメ】初心者向けのアナログレコードを楽しむ環境

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アナログレコードを聴いたことがありますか?
わたしは高校生のときにはじめてレコードで音楽を聴いてからその魅力にどっぷりハマっています。
なんともいえない、太く、まるい臨場感のある音の虜で、音楽はできればアナログレコードで聴きたいと思っているのです。
特にSpotifyや、iTunes Musicなどのストリーミングサービスでいつでもどこでも音楽を聴けるようになった今、家でレコードに針を落として音楽を聴く時間は新鮮だし、充実したものになるでしょう。
この記事ではそんなアナログレコードを聴く環境についてご紹介したいと思います。
おすすめのオーディオセットの他に、レコード針、レコードのお手入れの仕方などを紹介しています。
また、最後にアナログレコードで聴いてほしいジャズレコードのおすすめも紹介しています。
皆さんのアナログレコードライフが豊かになるとうれしいです。

オーディオセット

わたしのレコードを聞くためのオーディオセットは初心者の方にもおすすめできるセットです。
わたしがオーディオセットを揃えるときに意識したのが、レコードを買うお金を残したいのでなるべく、できるだけオーディオセットにはお金をかけたくなかったのです。
といいながらも、もちろんレコードの良さ、レコードの音質の迫力を感じたい。
そんなわがままでを叶えてくれるオーディオセットを目指しました。
ひとことで言うなら、コスパの高いオーディオセットです。
レコードを聴くために必要な、
■ターンテーブル(レコードプレイヤー)
■アンプ
■スピーカー
をご紹介します。

ベーシックなターンテーブル「Technics SLシリーズ」

まずはレコードプレイヤーは一番ベーシックとも言えるTechnicsのSLシリーズです。
今ですと最新はSL-1200MK7-Kですね。

DJからリスニングまで幅広く使われるレコードプレイヤーで安定の品質です。
私は高校生のときにかったMK-3を今だに使っていますが、問題なく使えています。
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堅牢なプレイヤーです。
ターンテーブルの機能としてこれ以上もこれ以下もないもっともスタンダードなモデルです。
品質は間違いなく高いので、迷われたらこのターンテーブルにしておいて後悔することはないでしょう。

入門用のアンプ「DENON PMA-390RE-SP」

次にアンプですがこちらは完全にコスパ重視で選びました。
アンプは高価なものはかなり高く、とても手の出ないものが多いです。
ターンテーブル、スピーカーと比べて一番価格差のあるものだと思います。

そこで私は価格をなるべく抑えながら、必要最低限のスペックで評判のいい、初心者用にいろいろなサイトでも紹介されていますDENONのPMA-390RE-SPを選びました。

入門用としても定評のあるアンプで癖はないですが迫力のある音。
見た目も高級感があり安っぽくありません。
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お値段もアンプにしては控えめ(2万円前後)ですので迷われたらこのアンプがいいと思います。

クリアな音のスピーカー「DALI zensor1」

スピーカーはとにかくフラットなスピーカーを探しました。
オールジャンルで聴きますのでどれかのジャンルに突出しているスピーカーは嫌でした。
そんな中で選んだのが、DALI zensor1です。

このスピーカーはとにかくクリアでフラットな音です。
サイズも大きすぎず使いやすいスピーカーだと思います。
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ここで紹介したオーディオセットについては初心者におすすめのオーディオセットの記事で詳しく紹介しています。
あわせて御覧ください。

レコード針

次に紹介するのがレコードを聴くために必要なレコード針についてです。
レコードプレイヤーのアームに装着してレコードの溝をレコード針でトレースすることで音が出ます。
音質にダイレクトに影響するパーツで、高価なレコード針もたくさんあります。
レコード針にはリスニング用とDJ用があります。
その名の通り、リスニング用は聴くことを専門にした針、DJ用はスクラッチしたりすることに使えるレコード針です。
リスニング用の方が高価で音質がよいと言われています。
逆にDJ用は丈夫です。
私は扱いが雑なこともあり、DJ用の針にしました。
オールジャンルで聴くので、レコード針もオーソドックスなSHURE M44Gにしました。

このSHURE M44GについてはSHURE M44Gレビューの記事を御覧ください。

この針は迫力ある音を再生することができ、かなり満足していたのですが、近年SHUREが針の製造を中止しました。
なので代替となる針を探しています。

いまはディスクユニオンから出ているSHURE M44Gのカートリッジに互換のあるN44G-CRを使っています。
可もなく不可もなくという感じです。
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この針についてはSHURE M44G互換のN44G-CRレビューの記事で詳しく紹介していますのであわせてごらんください。

スピーカーケーブル

スピーカーとアンプをつなぐケーブルがスピーカーケーブルです。
スピーカーケーブルでも音がかなり変わります。
といいながら、スピーカーケーブルに関してはオーディオショップの店員さんに相談して、コスパ重視で選びました。
アンプとスピーカーを入門モデルにしているので、スピーカーケーブルにそんなに拘る必要はないかなぁと思っています。
店員さんにおすすめされたのは、JBL JSC550です。

他のケーブルと聴き比べてはいませんが、上で紹介したアンプ、スピーカーとの組み合わせでじゅうぶんいい音で鳴ってくれます。
JBLのケーブルですので、JBLのアンプとの相性もかなりいいみたいですので、JBLのスピーカー使われている方にもおすすめです。

なお、スピーカーケーブルはメートル単位で買えます。
オーディオのレイアウトを変えることも想定して、少し長めに買っておくことをおすすめします。
私はギリギリの長さを買っていたので、レイアウトを変えるときに書い直しましたww
ケチらないほうがいいと思います。

レコードのクリーニング

レコードは手の脂や、ほこりがついて意外と汚れやすいモノです。
そのため、定期的に、できれば聴く前にクリーニングしたいところ。
わたしは東京のレコード屋さん、フラッシュディスクランチのクリーニングアイテムを使っています。

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このクリーニンググッズはレコード愛好家の間ではかなり有名なアイテムで、私もずっと愛用しています。
この独自のクリーニング液でレコードを洗浄し、付属のクロスでふいてからレコードを再生すると溝に詰っているホコリが掻き出されます。
詳しいクリーニングの方法についてはフラッシュ・ディスク・ランチのクリーニングアイテムの記事を御覧ください。

某レコードショップのクリーンングアイテムも使って比較しましたが、明らかにこちらのアイテムの方がきれいになります。
ぜひ、レコードをいい音で聴くために選んでみてください。

レコードでジャズを聴く

レコードで聴くと魅力のあるジャンルは生楽器を使っているジャンルだと思います。
そのためジャズを聴くときもちいです。
敷居は高いですが聴くとすごく面白いジャンルですので私は出会う人におすすめしています。
古いスタンダードなジャズはもちろんですが、近年のジャズや、アメリカ以外のジャズもかなり面白いです。
私がおすすめのジャズについては以下でまとめていますので参考にしてみてください。

BLUE NOTE入門
おすすめサンバジャズ

なお、ジャズにはまると、古いジャズについてオリジナルのレコードで聴きたくなります。
ですが、ジャズのレコードの価格はものすごく高く、とても買えるものではありません(ウン十万はざら)
そこで私は音質のよい再発盤をおすすめしています。
そんな再発盤について高音質なジャズレコード再発盤で紹介していますので御覧ください。

レコードのすすめ

ということでこの記事では私が大好きなアナログレコードを聴く環境について紹介しました。
まだアナログレコードで音楽を聴いたことがない方はぜひ一度聴いてみてください。
その音の臨場感に感動すると思います。
まずはレコードが聴けるジャズ喫茶などのお店で聴いてみるといいかもしれません。
わたしのおすすめの東京、大阪のジャズ喫茶についてはおすすめのジャズ喫茶の記事にまとめていますのでぜひ御覧ください。

この記事がみなさんのアナログレコードライフの助けになるとうれしいです。
なお私のおすすめのレコード屋さんについてはおすすめのレコードショップにまとめてます。
合わせてごらんください。

カセットテープのススメ

レコードと合わせて私はカセットテープも大好きです。
同じアナログミュージックですが、レコードとはまた違った魅力のあるカセットテープ。
このブログではカセットテープについても発信していますので、興味がある方は合わせて読んでみてください。