ジャズ大好きです。
バリバリのUSハードバップはもちろん大好きなのですが、最近ハマっているのがブラジルのジャズ。
いわゆる ジャズサンバ、サンバジャズと言われるジャンルの音楽を聴きまくってます。
なんか、雰囲気がかっこよくて、中毒性があります。
そんな最近聴き始めたのでまだまだひよっこですが、特にお気に入りの何枚かをご紹介してみます。
どれも鳥肌がたったかっこいいアルバムですのでオススメです!
- Tenorio Jr / Embalo
- Meirelles E Os Copa 5 / O Som
- Bossa Jazz Trio / Bossa Jazz Trio
- The Bossa Tres / The Bossa Tres
- Joan Donato / sambou sambou
- Hector Costita / Impacto
- 奥が深すぎるブラジルのジャズの世界
Tenorio Jr / Embalo
まずは、Tenorio JrのEmbaloです。
悲劇のピアニストTenorio Jrの唯一のリーダー作になります。
全体的に心地よい聞きやすいブラジリアンミュージックです。
その中でこの曲は疾走感のあるピアノのフレーズがキレイですし、かっこいい。
これぞジャズ・サンバといった勢いのある曲です。
この曲ははHipHopのネタとしてもサンプリングされているので有名ですし、人気の曲です。
LIBROの雨降りの月曜が有名。
そんな状況もありますし、何よりアルバム通していい曲が多いのでレコードは高騰しており、なかなか手が出ないです。
私がレコードを入手したのもオークションで5,000円を超えてました…
それでも安い方です。
まず、上の曲が気になりましたらぜひCDで買ってみてください。
Meirelles E Os Copa 5 / O Som
次にご紹介するのがメイレレス&オス・コパ5の大傑作アルバムです!
このアルバムはジャズ・サンバの中でもハードバップの色合いが濃いです。
ですので、普段ジャズをよく聴かれている方にもおすすめできるアルバムです。
こんなクールでモーダルな曲もあります。
Meirelles e Os Copa 5 - Contemplacao
と思いきや、これぞジャズサンバなこんな曲も。
Meirelles e os Copa 5 - Quintessencia
この曲はこのアルバムで一番好きです。
というか、この曲を聴きたくてこのアルバムを買いました。
こちらもオリジナルのレコードはとんでもなく高騰してます。
オークションだと10万近く!
もちろんリイシューでがまんです。
このリイシューは、DJの須永辰緒さんが夜ジャズシリーズとしてリイシューしているものです。
日本版のリイシューがありますので見つけられたら買ってみてください。
CDでも再発されましたが最近はなかなか見ないです。
現在、楽天・Amazonで見つけることはできませんでした…
Bossa Jazz Trio / Bossa Jazz Trio
わたしがはじめて買ったジャズ・サンバはこのアルバムです。
ブラジルの音楽と出会ったのもこのアルバムだったと思います。
このアルバムを聴いて本当にかっこいいなぁと震えました。
アルバムの最初から最後まで軽快なジャズ・サンバがずーっと続きます。
Bossa Jazz Trio - So de Saudade
特にこの曲はすべてが完璧だと思っています。
大好きな一曲です。
このレコードは奇跡的にもオリジナルで手に入れることができました。
そんなに予算がなかったので、盤質はかなりいいのですが、ジャケットがボロボロのアルバムです。
ブラジルのレコードってなんでこんなにボロボロなんでしょうね。
でもブラジルレコードのこういうところも好きだったりします。
ちなみにこのレコードを買ったのは神保町にあるRubbergard Record(ラバーガードレコード)さんです。
初心者にも優しくおすすめを教えてくれる大好きなレコード屋さんです。
こちらの記事で紹介していますので、ぜひごらんください。
The Bossa Tres / The Bossa Tres
こちらのアルバムはジャズ・サンバといえば必ずといっていいほど上がるアルバムだと思います。
ストレートなブラジルのジャズが聴ける良盤です。
ルイス・カルロス・ヴィーニャス率いるピアノ・トリオ。
この人はブラジルを代表するピアニストで、ソロでもトリオでもたくさんのアルバムを出してます。
ちなみに上で紹介したMeirelles E Os Copa 5にも参加しています。
このアルバムはアメリカで作成されたアルバムですが、ブラジル感は半端ない。
ボサ・ノヴァ感が強く、まったり聴くにも気持ちいアルバムです。
配信もされていますし、ので気軽に聴いてみてください。
定額制の音楽配信サービス使っていますか?
まだ利用していないのであればぜひはじめてみてください。
とりあえず「聴きたい!」と思ったときにすぐに聴けるのは本当に便利ですよ。
関連記事:定額制の音楽配信(聴き放題)サービスをはじめてみませんか【Spotify・Prime Musicなど】
Joan Donato / sambou sambou
ブラジルの名ピアニストのひとり、Joan Donatoの名盤です。
リズム隊が豪華で、セバスチャン・ネト、ミルトン・バナナ。
クールなこの曲が最高に気持ちいいです。
Joan Donatoは私が大好きな名盤がいくつもあり、今後、別の記事でもご紹介したいと思います。
Hector Costita / Impacto
ブラジルのテナー・サックス奏者、エクトール・コスチータのハード・バップ・ジャズ・ボサ名盤です。
まぁ、全曲いいのでYutubeに上がってますから聴いてみてください。
Hector Costita - Impacto - 1964 - Full Album
特にこの中でも二コラ・コンテのコンピレーションにも収録されたホレス・シルヴァー名曲 "THE TOKYO BLUES" カバーであるTOKIOが最高。
Hector Costita Sexteto - Tokio
オリジナルはとんでもない金額になっています。
ちょうどこないだレコードが再発されたので買えましたが、最高にいいアルバムです。
再発レコードは安かったのでもし見つけたら買ってみてください。
まだレコードを聴く環境がない方はこれをきっかけにはじめてみてはどうでしょうか?
私がおすすめしているオーディオセットについてこちらの記事を参考にしてみてください。
また、その他にもレコードを聴くために必要なことを以下のページにまとめてますので御覧ください。
奥が深すぎるブラジルのジャズの世界
ということで、この記事ではかっこいいブラジルのジャズ、ジャズ・サンバについてご紹介しました。
ブラジルの音楽には独特の雰囲気があって、かっこいいですね。
また、奥が深すぎます。
わたしはマイペースで集めて、聴いていきたいと思いました。
この記事を参考に聴きはじめていただけると嬉しいです。
その先でこういうブラジルのジャズっぽい音楽を聴きたいと思ったら、こちらのディスクガイドがいいですね。
わたしもコレを片手にいろいろ調べています。