古いレコードの温かみのある音、迫力のある音がたまらなく好きです。
よなよなお酒を飲みながら聴くレコードは最高の贅沢ですね。
そんなアナログレコードはどうしてもよごれます。
ホコリはもちろん、人が触ることでつく脂や、擦り傷など。
そういったよごれが原因でアナログレコードの音質は著しく落ちます。
なるべくいい音で聴きたいのでクリーニングは必須です。
そんな時に愛用しているのが、下北沢のレコード屋さん、フラッシュ・ディスク・ランチのクリーニングアイテムです。
この記事ではそのアイテムの使い方と効果について紹介したいと思います。
フラッシュ・ディスク・ランチ
まずはフラッシュ・ディスク・ランチについて簡単にご紹介します。
東京の下北沢に昔からある中古レコード屋さんです。
これぞアメリカのレコード屋、といった雰囲気のお店で、レコードを掘る楽しみを味わうことができます。
良心的な値段でおっと思わしてくれるアイテムが揃っているので時間があれば隅から隅までじっくり掘りたいお店です。
そんなレコードに精通したお店がオリジナルで開発して商品として販売しているのが今回ご紹介するクリーニングアイテムです。
レコード好きな人に聞いてみると結構な確率でこの、フラッシュディスクランチのクリーニングアイテムを使っていると思います。
レコード好きの間ではかなり有名なアイテムです。
なお、このお店はクリーニングのアイテムの他にもいろんな音楽にまつわるアイテムを開発・販売しています。
特に有名なのがこちら。
ソフトCDケースです。
わが家でもCDはプラスチックケースからこのソフトケースに入れ替えて収納しています。
CDの収納スペースを1/3にすることができますのでかなりおすすめです。
クリーニングアイテム
ここからクリーニングアイテムについてご紹介です。
レコードのクリーニングには2つのアイテムを使います。
洗浄液とクリーニングクロスです。
両アイテムともに、フラッシュ・ディスク・ランチのオリジナルです。
それぞれのアイテムについて紹介します。
洗浄液
フラッシュ・ディスク・ランチの洗浄液はこんな霧吹きケースに入ってます。
この霧吹きでレコードを湿らせてからクロスでふきあげます。
この洗浄液は安いです。
他社のものに比べると安いので、じゃぶじゃぶ使いましょう。
わたしはいつもつめかえ用をストックしています。
クリーニングクロス
クロスは2種類あります。
目の細かいものと、あらいもの。
まずは目の細かいものでレコード全体に洗浄液を広げます。
広げる際にはレコードの溝に沿って拭きましょう。
そして全体的にいきわたれば目の粗いものでふきあげます。
こちらは吸収性があります。
レコードについている洗浄液を拭き取る感じで使います。
クリーニングの方法
この洗浄液を使ってレコードをクリーニングする方法を説明します。
まずは洗浄液をレコードにまんべんなくふきかけます。
ここで洗浄液をケチる必要はありません。
このくらい洗浄液をふりかけます。
その後目の細かいものでまずはふきあげます。
この際には少し力を入れてふきあげるのがポイントですね。
溝の中に液をすりこむ感じがいいと思います。
そして一通りふいたら仕上げで目の粗いものでふきます。
この時点で見た目はかなり汚れはとれてきれいな状態になっています。
ですが、もう少しです。
ちなみにここでクリーニングしているのはJOE HENDERSONのPage Oneです。
blue noteというジャズのレーベルのレコードで、かなり有名な1枚です。
ジャズですけど、難しいものではなく聴きやすいのでおすすめですよ。
ちなみに普段ジャズを聴かない人へのわたしのblue noteのおすすめのアルバムをブルーノートおすすめレコードとしてまとめています。
こちらも興味があれば見てみてください。
そしてレコードを回す
この状態だと、レコードの溝に洗浄液で浮かび上がらせた汚れが残っている状態です。
レコードをターンテーブルに乗せて、回してレコード針でその汚れをかきだします。
びっくりするくらい汚れやホコリがレコード針につきますよ。
ですので、このタイミングでは安いレコード針を使った方がいいでしょうね。
効果絶大
そして一通り針を落としたら、いよいよ聞いてみます。
明らかにクリアな音になっていると思いますよ。
これまで某レコード屋さんの別のクリーニング液とクロスも使ってみましたが、断然こちらですね。
わたしの周りのレコード好きもみんなこっちです。
ネットで気軽に注文できるので是非、試してみてください。
こちらのページから注文できます!
なお、わたしのアナログレコードの再生環境についてはレコードのススメの記事にまとめています。
初心者の方にもおすすめできるオーディオセットや、レコード針について書いていますのであわせて御覧ください。