基本的にながく使えるアイテムが好きですので、身の回りのアイテムが革製品になりがちです。
これまでにもこのブログでいくつか紹介してきました。
そんなお気に入りの革製品のブランドのひとつが、SLOWというブランド。
こちらのブランドは何気なく革小物を使い始めたのですが、その革の質感に惚れ込んでしまいました。
そこでこの記事ではSLOWについておすすめのアイテムを交えてご紹介したいと思います。
アイテムの紹介だけではなく、ブランドのフラッグシップストアにも行ってきましたのでそちらも合わせてご紹介です。
ものすごくこだわりがあり、いいものを作ろうとしている姿勢を見ることができて、ますます好きになりました。
SLOWとは
SLOWは大阪から始まったレザーブランドです。
メイドインジャパンでいろんな革製品を作っており、その品質の高さからファンもかなり多くわたしもそのひとりです。
SLOW(スロウ)というブランドネームは、移り変わりの激しい時代に流されずゆっくりと創作を追及していきたいというモノ創りのスタンスを示しています。
「自分たちが持ちたくなるモノを作る」という精神を原点に、使うほど味わい深くなるモノ・ゆっくり永く愛用できるモノを日本の職人が誇る技術を駆使し創作しています。
時代を超えて愛されるアメリカンカジュアル・アメリカントラッドを背景に、そのようなスタイルに合うプロダクトを展開します。
というスタンスですので、アメカジとか古着の文化が好きな方にはたまらないと思いますよ。
といいながら、わたしは仕事でも使っています。
革の質がかなりいいので、仕事で使っても問題ありません。
SLOWのアイテムは基本的には栃木レザーを使っています。
栃木レザーは、日本を代表する国産の革で、長く使える高品質な革です。
また、エイジングが楽しめることでも有名な革で、長く使うことで自分だけの革に育てる喜びがあります。
とにかく、丁寧にものづくりをしているなぁと思いました。
実際に手に取ってみるといいものであることはすぐにわかると思います。
店舗は全国までとはいきませんが、以下のように少しづつ広がっています。
- 鎌倉店
- 京都店
- 自由が丘店
- 福岡店
- 金沢店
- 南堀江店
このお店に加えて少し小さい小物をメインに扱っているSLOW authentic goods storeが、大阪駅と新宿にあります。
あとはビームスなどのセレクトショップでも取り扱いがあり、近年いろんなところで見ることができるようになってきました。
ブランドイメージを体現したフラッグシップストア
こんなSLOWのブランドの世界観を体験したいなら、フラッグシップストアである本店に行ってみることをおすすめします。
実際にわたしは大阪の本店と京都店に行き、世界観を感じて、納得したうえでトートバッグを買いました。
そんなSLOWのフラッグシップストアをご紹介します。
SLOW南堀江店(大阪)
まずは大阪のフラッグシップストアをご紹介します。
こちらのお店は工房も併設しているお店で大阪の中心地にありながらなかなかの大きさのお店でブランドの雰囲気、世界観をたっぷり楽しむことができますよ。
アクセスと外観
南堀江にあります、地図だとこちらになります。
まさに大阪のファッションの中心地で、いろんなブランドの路面店のあるエリア。
そんなエリアの中でも目立っていい雰囲気だったのがこちらのSLOW本店です。
ガラス張りで中から漏れてくる照明のあかりがとてもいい雰囲気でした。
このレトロな建物の1Fと2FのすべてがSLOWのお店になります。
1Fの入り口からは革製品が見えて革好きにはたまらないですね。
代表的なアイテム勢揃い
こちらのお店ではもちろん、全てのアイテムが揃っています。
一部、色によっては欠品しているものもありますが、だいたい揃ってました。
この日は黒いアイテムがほとんどありませんでした。
トートバッグの棚はこんな感じ。
いろんな種類のトートバッグを実際に手にとって確認することができます。
壁一面のカバンは見てるだけでワクワクしちゃいます。
トートバッグ以外にも上革小物もたくさん揃っています。
こちらのお店は他のお店よりも品揃えがかなりいいので、いろんな小物を実際に見ることができます。
ブランドの世界観
このお店ではインテリアでブランドの世界観を出しています。
ヴィンテージ調のインテリアにヴィンテージの洋服が飾られてたり。
古くてもいいもの、長く使えるものを作ろうとしている世界観が随所に出ていました。
お店には工場もありました。
一部アイテムはこちらで作られているようです。
2Fにもアトリエがあります。
そんな現場も見ることができるので親近感がわきますね。
写真を撮るのもOKでした。
また、店員さんの接客も、丁寧でとても居心地がいいです。
こだわりに関しては熱く語るその真摯な姿勢に心打たれました。
SLOW京都店
同じ関西地区の中にもうひとつ、京都にもお店があります。
こちらのお店は京町家を改装した京都らしいお店です。
アクセスと外観
京都店は京都のおしゃれなエリアの中心にあります。
地図だとこちらです。
まわりにはおしゃれな路面店や、古着屋さんの多いエリアにこんな京町家の外観のお店があります。
鞄の文字がなんともいいですよね。
古い建物ですがキレイにリノベーションされていてものすごくいい雰囲気でした。
革の鞄と京町家の雰囲気
内観もかなり雰囲気良くてお店に入ると思わず写真が撮りたくなりますよ。
鞄の革とこのインテリアの雰囲気が絶妙にマッチしてていいんですよね。
インテリアの随所にブランドのこだわりが見てとれます。
こちらのお店で一番圧巻だったのがこの場所です。
町家と町家の間なのか土間のようなスペース。
そこにガラス窓から外光が差し込んで柔らかく照らしています。
優しい空気が流れてて、のんびりとお買い物できる場所でした。
SLOWの代表的なアイテム
ここからはおすすめのSLOWの代表的なアイテムをご紹介します。
わたしがおすすめするシリーズはbonoというシリーズです。
この革はぶ厚い革でしっかりしているのですがさわり心地は柔らかな不思議な感触。
エイジングサンプルも見てきましたが、使っていくとつるつる光沢が出てきてかなりいい感じでした。
雰囲気バツグンのトートバッグ
まずはブランドのアイコンでもあります、トートバッグについてご紹介です。
トートバッグは革を使う面積が広く、デザインがシンプルですので、革の良さがそのまま表現されます。
そのため、SLOWの革が好きな方にはたまらないアイテムです。
ここでは代表的なアイテムを紹介します。
bono -tote bag width type-
こちらのbono -tote bag width type- はSLOW創設時からあるトートバッグです。
まさにブランドの顔。
大きめのトートバッグで、一枚皮で作られてますので革の魅力が溢れてます。
特徴的なのは取手がついているところの金具です。
このアイテムがヴィンテージ感を強めてくれます。
また、バッグのインナーはリネン素材の巾着になっています。
この巾着であることがブランドのこだわりで、ヴィンテージのバッグに見られるディテールです。
この巾着のインナーがあることでトートバッグ特有の中身があふれる問題が解決してて機能的でもあります。
落ち着いたシンプルなデザインですのでオンでもオフでも使える汎用性の高いアイテムです。
ちなみに私はこのトートを買いました。
ものすごくいい革の質感でオン・オフ使えるいいカバンだと思います。
こちらの記事で詳しくご紹介していますのでごらんください。
bono - zip tote bag-
次に紹介するのがうえで紹介したトートバッグより一回り小さいbono - zip tote bag- です。
女性が持って問題ない大きさ。
マチも少なめですのでシュッとした印象です。
名前にある通り、インナーバッグがジッパーで閉じることができます。
よりビジネスの現場で重宝するトートバッグですね。
色はどのアイテムも基本的には
- BLACK
- CHOCO
- CAMEL
の3色です。
BALCKはフォーマルな場面でもなんの問題もないでしょう。
CHOCOはオン・オフ使い回せる落ち着いた色。
CAMELは一番エイジングを楽しめる明るい色です。
それぞれの色の特徴も考慮して選んでみてください。
rubono leather -tote bag L size-
もうひとつのトートバッグとして紹介するのが rubono tote bag L sizeです。
こちらは持ち手の付け根の部分がバックルになっているタイプでよりカジュアル感の強いタイプです。
上のふたつのバッグよりもよりカジュアルな印象です。
オフに大活躍なトートバッグだと思います。
ですが、トートバッグの入れ口はしっかりジッパーで閉じれるタイプなので機能面でも問題なしです。
大きさとしてLとSがあります。
カジュアルにボンボンものを入れるのであればLサイズがいいと思います。
重厚なレザーバッグ
トートバッグの他にもSLOWはバッグを作っています。
ここではそんなバッグをご紹介します。
bono -ruck sack-
まずはリュックサックタイプの bono -ruck sack- です。
このリュックはポケットも多く、革をたくさん使っています。
そのため、リュックといえど、かなりエイジングを楽しめるカバンだと思います。
フラップタイプのリュックですので荷物の出し入れもかんたん。
昔のアウトドア用のリュックのデザインですのでクラシックなファッションが多くて、そんな服装に似合うカバンを探されている方にはピッタリだと思います。
こういうリュックでさがしてもなかなかないのでうれしいですね。
horse pit - fanny pack L -
次はいわゆる、ボディバッグタイプの horse pit fanny pack L です。
ナイロン製品、アウトドアブランドが多いボディバッグですが、レザーで探されている方もいるのではないでしょうか?
わたしもそんな1人です。
サイドの革紐を引くと長さ調節ができるので、背中に斜め掛けにしても使うことができます。
普段使いにちょうど良いサイズ感で、スマホと財布とプラスアルファが入っても余裕です。
旅の際に貴重品入れとして持ち歩くのにも便利なアイテムですね。
色々な種類のポーチ
SLOWの特徴的なアイテムの一つがレザーのポーチです。
うえで紹介したトートバッグや、その他のカバンでも使われている革を使ったポーチは、エイジングも楽しめて長く使えるアイテムです。
お値段もカバンなどと比べると手頃ですので、贈り物にもピッタリですね。
大きさに応じて3種類のポーチがありますので用途に応じて選んでみてください。
大きいものですとB5サイズのものがあります。
このサイズですとちょっとしたクラッチバッグのように使うことができます。
小物にも革の魅力を
ポーチの他にも魅力的な小物もたくさんあります。
そんな小物の中でおすすめなものをいくつかご紹介します。
キーケース
こちらはちょっと変わったデザインのキーケースです。
餃子のようなこのキーケース、最初は硬いのですが、使っていくと柔らかくなってとても使いやすいですよ。
じつはトートバッグを作ったときにでる端切れで作られているそうです。
ですので、エイジングはかなり楽しめます。
このキーケースはわたしも使っています。
このキーケースの詳しいレビューについてはこちらの記事を御覧ください。
財布
もちろん財布もいろんな種類があります。
ですが、その中でおすすめなのが、bono -round long wallet- です。
Lサイズ、Sサイズありますが、どちらも革の雰囲気がかなりいいです。
革の面積が大きいので存在感があります。
革の種類は上で紹介したトートと同じです。
シンプルで長く使える財布を探されている方にはかなりおすすめできます。
メイドインジャパンの革製品ブランド
ということで今回はメイドインジャパンの革製品のブランド。SLOWについて紹介しました。
実際にフラッグシップストアに行って思いましたが、ものすごく丁寧にものづくりしていると思います。
長くつかえるアイテムがほしい方は一度こちらのブランドのアイテムも見てみてください。
わたしはすでにトートバッグと、キーケースを使っていますが、これからも増えそうですww
とにかく長く使えそうですので、エイジングの様子も含めてこのブログで継続的に紹介したいと思います。
このSLOWのように長く使える革製品をこちらでまとめてご紹介しています。
こちらも合わせて御覧ください。
このブログでは日本製のモノを多くご紹介しています。
日本で丁寧にものづくりされているブランド、メーカーを応援していきたいと思います。
こちらの記事でまとめてご紹介していますのでごらんください。
モノ・マガジン
このブログでご紹介しているおすすめのモノについてまとめています。
基本的に長く使えて、使い回せるモノをご紹介していますので、こちらのページも御覧ください。