ジャズ好きな方でもビッグバンドは嫌いという方、結構いらっしゃると思います。
かくいうわたしもそうでした。
そんなわたしでしたが、最近はそうでもなく、むしろかっこいいと思えるビッグバンド作品がいくつかあります。
どれもビッグバンドとしてフューチャーされることはあんまりないので一般的な線からはずれているのかもww
でも、どれもオススメのアルバムです。
今回は、モダンジャズとは一線を画するビッグバンドのジャズでオススメなものを3つご紹介です。
- ビッグバンドの何がいい?
- Mingus, Mingus, Mingus, Mingus, Mingus / Charles Mingus
- Genius + Soul = Jazz / Ray Charles
- Jimmy & Wes: Dynamic Duo
- 聴かずぎらいせずに
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ビッグバンドの何がいい?
まずは、ビッグバンドの良さについてです。
いろいろ良さはあると思いますがわたしが感じるのは音の厚みですね。
もうこれに尽きます。
聴いていて迫力満点なストリングスの音。
これは大音量で聴くと本当に気持ちいいです。
今回ご紹介するのはどれもそんな良さがあるものになります。
Mingus, Mingus, Mingus, Mingus, Mingus / Charles Mingus
ふざけたタイトル。
通称5Mingusと言われるこのアルバム。
なんと言っても1曲目の「B.S.」でぶっ飛ばされます。
II B.S. — Charles Mingus - Mingus Mingus Mingus Mingus Mingus (1963)
うねるベースラインはまさにミンガスのそれ。
このベースラインのあとに入ってくる怪しいストリングスに圧倒されますね。
一般的にはB面がいいと言われているとか…
そんなのはどうでもよくて、とにかくこの曲がかっこいいです。
Genius + Soul = Jazz / Ray Charles
レイ・チャールズがインパルスに残した作品です。
ぎりぎりジャズかなぁ。
ブルージーなオルガンとビッグバンドがからむいい作品です。
ビッグバンドのアレンジは幼なじみのクインシー・ジョーンズ。
そんなアルバムの中でのオススメは「Moanin'」です。
みなさんご存知のこの曲。
かなりかっこいいアレンジになっています。
特にテーマ終わりからソロに入るところ、鳥肌です。
ソウル・ジャズの名盤だと思いますので、是非、聴いてみてください。
Jimmy & Wes: Dynamic Duo
最後はJimmy & Wesです。
Jimmy SmithとWes Montgomeryですね。
この2人は他のアルバムでも共演しています。
オルガンとギター、モダンジャズでは敬遠されがちな組み合わせですが、コンビネーションは抜群にいいと思います。
そんな2人がオリヴァー・ネルソン率いるビッグバンドをバックに演奏しています。
どの曲でもやりたい放題な印象。
オルガン、ギターもビッグバンドに合いますね。
この中でのオススメは1曲目「Down By The Riverside」になります。
ただよう年末感。
この音圧の大きさがビッグバンドの良さの1つだと思います。
聴いていて本当に気持ちのいい曲です。
聴かずぎらいせずに
とにかくビッグバンドにもいろんな種類の音楽があります。
楽しみ方もいろいろあると思うんですよね。
わたしは特に音圧。
ボリュームを上げて聴くと本当にきもちいいですよ。
ということで今回はちょっと本流からはそれているかもしれないですが、ビッグバンドのジャズのオススメをご紹介でした。
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とりあえず「聴きたい!」と思ったときにすぐに聴けるのは本当に便利ですよ。