キャンプはもちろん、ちょっと外でコーヒー飲みたいときにも使いたくてずっと悩んでたシングルバーナー。
いろんな種類がありすぎてなかなか決めきらなかったけど、やっと手に入れることができました。
SOTOのレギュレーターストーブ FUSION ST-330というシングルバーナーです。
正式名称はレギュレーターストーブFUSION(フュージョン)と言います。
シングルバーナーを検討するとおそらく候補のひとつにあがってくる名作のシングルバーナー。
これが私の使い方にぴったりで、キャンプにデイキャンに、ピクニックに、大活躍しております。
この記事ではそんなシングルバーナーについてご紹介です。
ST330を選んだ理由
まずは、たくさんあるシングルバーナーの中から、レギュレーターストーブ FUSION ST-330を選んだ理由についてです。
シングルバーナーを選ぶ際に必ず考えたほうがいいことは以下の3点です。
1.燃料はなにか?
2.どこまでコンパクトにする必要があるか?
3.必要な火力が確保できるか?
この3点を検討するとある程度絞られると思います。
燃料は他のアイテムと合わせる
まずは燃料に関してですが、バーナーの燃料には、
- カセットガス(CB)
- ガス缶
- ホワイトガソリン
などがあります。
燃料はできるだけ他のアイテムでも使えるものにしたいところ。
例えば、ランタンの燃料と合わせたほうがよいということになります。
私はランタンをSOTOのカセットガスを使うこちらのものを使っています。
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そこで、バーナーもカセットガスを使うものを選ぶことにしました。
山登り?キャンプ場?
次にどこまでコンパクト性を求めるかです。
シングルバーナーは山登りで使うとてもコンパクトになるものから、卓上で鍋をするときのようなカセットコンロのようなものまであります。
山登りをするのであればとてもコンパクトにする必要がありますが、車でキャンプ場に行くことが多いのであればそこまでコンパクト性を求める必要はありません。
私の場合、車でのキャンプがメインになりますので、そこまでコンパクト性能をもとめませんでした。
必要な火力はどのくらい?
最後に買おうと思っているバーナーの火力がどのくらいか?は意識しておいたほうがいいです。
コーヒーを飲むお湯を沸かすのに、時間がものすごくかかるようなことは避けたいですもんね。
目安ですが、火力は2,000kcal〜2,500kcalくらいあれば大丈夫です。
ちなみに、この記事で紹介しているST330は、 2,200kcalあります。
ST330の見た目・特徴
レギュレーターストーブ FUSION ST-330の見た目と特徴についてご紹介します。
このようにバーナー本体とガス缶を接合する部分が鉄のメッシュのホースでつながっています。
足は折りたためるようになっていますので、そこそこコンパクトに収納できますよ。
ちなみに箱に入っている状態だとこんな感じです。
バーナー本体の足の部分はこのように広げられます。
4本足ですので、安定感はかなりあると思います。
実際に重量のあるケトルを載せてみてもぐらつくことはありませんでした。
このシングルバーナーの特徴のひとつにバーナーの炎を出す口がすり鉢状になっていることです。
風防のような役割があります。
そのため、ある程度風に強さを発揮します。
ガス缶を接合するところにはつまみがあり、これをつまんでガスを送って火をつけます。
着火ボタンがこのガス缶の接合部分についているところもなにげに便利なポイントです。
着火ボタンはバーナー本体の下についているものが多いですがあれは鍋を載せてたりすると着火しずらい。
反面離れているこのST330は使いやすいですよ。
無骨なシルバーの見た目も大好きなポイント。
ものとしてかっこいいと思います。
ST330の使用感
デイキャン、ソロキャンで使ってみました。
朝のコーヒーのお湯、思ってたよりも早く湧きました。
大きめのケトルですがぐらつくことも少なく快適です。
メスティンを載せてご飯を炊く際にも火加減をコントロールしやすくうまく炊けました。
クッカーを使った料理も安定して使えます。
クッカーはUNIFLAMEのクッカーのFUN 5を使っています。
5種類のクッカーが入っていてかなり使いやすいのでこれもおすすめです。
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ホットサンドメーカーは少し離して使わないとすぐに焦げちゃうかも。
火力十分ですね。
ホットサンドメーカーはバウルーのダブルを使っています。
2種類の具を楽しめるホットサンドメーカーです。
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ST310との違い
SOTOにはこのST330の他にST310という名作のシングルバーナーがあります。
ST330を買おうと思っている方はこのST310と悩むんじゃないでしょうか?
なので、ST310との違いについても説明しておきます。
私が考える大きな違いは、
- 分離式⇔一体式
- 風防の有無 です。
ST310はバーナーの本体とガス缶を接続する部分が一体型になっています。
これはとてもコンパクトになるメリットがあります。
反面、炎に近いところにガス缶があるので危険でもあります。
熱がガス缶に伝わって、最悪爆発、ということもあるそうです。
実際には熱よけをつけたりして防ぐこともできますが、少々不安を感じました。
反面、ST330は本体とガス缶は離れていますので、その心配はありません。
ST310に比べてコンパクト性は劣りますが、安心感があります。
もう一点は風防の有無です。
上でも説明しましたが、ST330の炎が出る口の部分は簡易的ではありますが風防がついています。
そのため、ST310に比べると防風性能が高いです。
実際に風のある日のキャンプで利用しましたが、そこそこ風が吹いていても消えませんでした。
これはちょっとびっくりしたレベル。
買ってよかったと感じたポイントのひとつです。
こんな人におすすめのST330
ということで、この記事ではSOTOのシングルバーナー、レギュレーターストーブ FUSION ST-330を紹介しました。
キャンプ場でキャンプすることが多く、他のキャンプアイテムでカセットガスを使っている方にはかなりおすすめです。
個人的にはST301よりも使い勝手がよくて、どっちがおすすめ?って聞かれたらST330を胸をはっておすすめします。
無骨でシンプルなデザインでどんなアイテムとの相性も抜群。
長くアウトドアでの相棒になってくれるでしょう。
なお、このブログでは、わたしのおすすめのキャンプ、アウトドアで使えるアイテムをご紹介しています。
今回ご紹介したキャンプ道具以外にもコスパの高いアイテムをご紹介しています。
こちらの記事も参考にしてみてください。