「01年製造のアメリカ製リーバイス501を手に入れたお話」
リーバイスの501。
永遠の定番で、誰もが一度は履いたことがあるのかな?
と、思いながら、今はユニクロや無印、プチプラのジーンズを履く人が多いのでしょうね。
息子は今、中学生ですが、まだリーバイスは買ったことがありません。
私ははじめて中学校のときに祖母に買ってもらったのを覚えています、90年代前半ですね。
それからずっとクローゼットにはリーバイスの501がありました。
アメリカ工場の閉鎖、アメリカ製造の終了もあり、その頃のリーバイスと今のリーバイスは全く別物になりましたね。
なので、近年はわざわざリーバイスの501を選んで履くことはありませんでした。
が、デッドストックで当時のリーバイス501を入手できたのです!
いやぁ、嬉しかったですね。
この記事ではそんなアメリカ製のリーバイス501を紹介させてください。
当時のアメリカ製のリーバイス501
リーバイスはアメリカの工場を2003年末にすべて閉鎖しました。
ですので、2004年移行に作られたリーバイス501のアメリカ製はありません。
工場はメキシコ
製造だけではなく、生地や仕様も変更になっています。
そのため、ヴィンテージデニムのような色落ちや、野暮ったいシルエットがなくなってしまったのです。
今もあるアメリカ製のリーバイス501
といいながら、近年アメリカ製のリーバイス501が企画され販売されています。
大きく2つありまして、LVC(LEVIS Vintage Clothing)と現行のMADE IN USAシリーズになります。
LVCの方は、当初、リーバイス(自社)のビンテージモデルの完全再現で、コーンミルズ・ホワイトオークのデニム生地を使い、副資材(ボタンや縫製糸、パッチなど)も当時を再現する特別版です。
コーンミルズのホワイトオークとは1920年代〜1970年代にかけて作られたリーバイスのビンテージデニムに使われていた生地。
リーバイスの色落ちの良さはこの生地のおかげです。
同じコーンミルズのホワイトオークを使った現行のMADE IN THE USAシリーズもあります。
これはRight onが企画したものです。
こちらはアメリカで生産されたレギュラーの501です。
LVCが30,000円程度するのに対して、20,000円弱で買うことができます。
今、コーンミルズは買えない
といいながら、このコーンミルズのホワイトオーク工場は2017年に閉鎖されました。
ですので、LVCやMADE IN THE USAシリーズではもうホワイトオーク工場のデニムはありません。
どんどんいろんなものがなくなっていきます…
このあたりについてはこちらの インディさんの記事がとても参考になりますので見てみてください。
今だから知っておきたい「コーンデニム(CONE DENIM)」のホントの話 | AiiRO DENIM WORKS
今のコーンミルズ社のデニムはメキシコや中国で作られているとのこと。
もう、アメリカ製のコーンミルズは買えないのですねぇ。
01年製造のデッドストック
私がリーバイスの501を好んで履いていたのが大学を卒業するまでなのでちょうど2003年くらいまでなのです。
久しぶりに社会人になって501を買ってみるとそのシュッとした感じにびっくりしました。
最近またあの頃の501が履きたいなと、当時のデッドストックを探してみるも、まぁ、高くなってますね。
なかなか買える金額ではなく、特にリジッドはちょっと無理です。
マイサイズで探すとなおのこと。
色々探した結果、ストーンウォッシュされた501のデッドストックを買うことができました。
自分で育てる云々はおいておいて、デッドストックでマイサイズが見つかったのでよしです!
私の米国製501
では写真でいろいろ紹介。
フラッシャー、ギャランティカード付き。
ここはあんまり現行と変わってなさそうですね。
サイズ表記のタグも同じく。
経年変化があってうれしい。
この裏に米国製の表示があります。
タグ裏にいろいろ数字が書かれていてこれで製造年月がわかります。
私の場合、2001年の5月っぽいです。
そしてボタン裏の刻印、ここが工場番号になります。
私の501は553の工場番号、メキシコに程近いテキサス州のサンベニート工場で縫製されているみたいです。
ちょっとロマン感じる。
生地の感じはとにかくゴワゴワしているなーと思いました。
リーバイスの現行も手元にはありますので比較しましたが、厚みがあると思います。
シルエットはやっぱり太い
履いてみるとやっぱり太いです。
腰回りはタイトなのですが、太ももから裾にかけてテーパードしていません。
この独特な野暮ったさが懐かしいです。
こんな感じで裾の方までもたつく感じです(笑)
ちなみにここで履いているのがティンバーランドのモカシン、3アイレットクラシックラグです。
デニムとの相性もかなりいいこの靴についてはこちらの記事で紹介していますので、あわせて読んでみてください。
色落ちが楽しみ
ということで、今後ちょっと登板機会多めに履いてみます。
リモートワークが多く、出歩かないのでなかなか色落ち進まないと思いますが、のんびり育ててみようと思います。
すでにストーンウォッシュで色は落ちているのでちょうど良かったかも。
とにかくこれからもマイサイズ見つけたら買っておいたほうがいいかな。
どんどんなくなるし、高くなっています。
ってか、2001年製でも20年前ってことに震えました。
ネクストビンテージは間違いなしですね。