【初心者向け 靴磨き】最低限これだけしておけば安心なおすすめの革靴のメンテナンス方法

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靴磨き靴掃除の世界はかなり奥が深いです。
お金を払って有名な靴磨きの方(シューシャイナー)に磨いてもらうこともできます。
ですが、日常的に革靴は掃除するべきですので、自分でもある程度できるようになりたいですよね。
むしろ、この靴磨きも革靴の楽しみのひとつです。
そこでこの記事では私を含めた革靴初心者の方が最低限するべき革靴のメンテナンスについて紹介したいと思います。
ここで紹介する方法がすべてではないですが、私が実際に1ヶ月に1回はやっている方法です。
皆さんの参考になるとうれしいです。

紹介する初心者向けの靴掃除の流れ

靴掃除の大まかな流れは以下の通りです。

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このあとにもっと靴を輝かせたい方はここからワックスを使われます。
ワックスを塗って水で仕上げるやり方もあるようですが、私はあまりビカビカに光らせたくないのでいつもここで終わらせます。
ここまでの流れでも十分使えるレベルまで磨くことができますよ。

靴掃除に必要なもの

今回ご紹介している靴掃除の流れで必要な道具を紹介していきます。
実際に私が使っていて、おすすめのものを集めました。
靴掃除のアイテムってピンきりで上を見ると青天井です。
ここではコスパのいいアイテムを集めています。

馬毛ブラシ

まずは馬毛のブラシです。
f:id:gami_bookmark:20201222145812j:plain 馬毛のブラシは柔らかくて毛自体がしなるので、ホコリ落としに使います。
長い毛が革の隙間にも入ってホコリを掻き出してくれます。
コロニルから出ているものがコスパよくおすすめです。

豚毛ブラシ

次は豚の毛のブラシです。
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こちらは馬の毛と比べると固くて、クリームを革に浸透させるときに使います。
革靴の細かいとこまでしっかりと力をいれてこすることができるものを選ぶのがポイントです。
大きすぎると細かいところまで届かないので、大きすぎないものを選ぶようにしましょう。

デリケートクリーム

ここからはクリームについてです。
まずはデリケートクリームです。
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このクリームは革に浸透して潤いを与えることが目的のクリームで、革靴だけでなく革財布などの革製品にも使えます。
モゥブレィのデリケートクリームは何にでも使える汎用性の高さで、私は靴だけでなく、財布、かばんにも使っています。
このクリームを買っておけば間違いないでしょう。

シュークリーム

そしてシュークリームです。
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これは革に栄養を与えることと、補色することが目的のクリームで、色がついています。
ですので革靴の色に合わせて用意する必要があります。
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私はシュークリームもデリケートクリームと同様にモゥブレィのシュークリームのものを使っています。
黒と茶色を常に用意している感じです。

他にも有名所ですと、サフィールのクリームもあります。 ここは好みで選んでみてください。

ステインリムーバー

革靴の汚れを落とすのがステインリムーバーです。
まずは汚れを落とすところからはじまる靴磨き。
必須アイテムです。
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これもまたまたモウブレイのステインリムーバーです。
モブウェイのアイテムは比較的手に入れやすいので、ステインリムーバーのように消耗品として買い続けるものはモブウェイのを選んでおくと楽かもです。

クロス

最後にご紹介するのが靴を磨く際に使う布、クロスです。
東急ハンズに行くと安くで売ってます。
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素材はTシャツのような素材で、いらなくなったTシャツでも十分代用できます。
いろんな場面で使うのでたくさん用意しておきましょう。

靴磨きの方法

ではここから靴磨きの方法を写真多めで紹介します。
まずは靴紐を外しましょう。
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靴磨きするときには型崩れ防止のためにシューツリー(シューキーパー)は入れておいたほうがいいです。
私はコスパのいい無印良品のシューツリーを愛用してます。
こちらの記事で無印良品のシューキーパーについては紹介していますのであわせて読んでみてください。

ホコリ落とし

まずは汚れと古いクリームなどを落とします。
馬毛のブラシでしっかりとホコリをとります。
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汚れ落とし

その後に汚れ落としであるステインリムーバーを使って古いクリームや汚れを取ります。
クロスにすこしずつ取って使うようにしてください。
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ステインリムーバーで拭くとこんな感じで残っていた古いクリームや汚れが取れます。
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まずはこの状態にすることが靴磨きの始まりです。

栄養補給

そして、革に潤いを与えるデリケートクリームを入れて一度ブラシで刷り込みます。
デリケートクリームもクロスにこのくらい取って、塗り込んでいきます。
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全体的にクリームを塗り込み、数分置いて乾いたら豚毛ブラシでこすってください。
クリームが浸透して、光初めてくると思います。
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補色&磨き

ここで終わってもいいですが、補色のためにクリームを入れてください。
靴の色にあったクリームを選んで、それを少量クロスに取り、少しずつ塗りこんでいきます。
ポイントは、ちょっとずつ薄く幕を作るように塗ることです。
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このくらいの量のクリームをとり塗り込んでください。
豚毛ブラシで磨いたあとに、布で磨いて完了です。
磨きの際に便利なのが、ミトン型の靴磨き用クロスです。
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日常で少し磨くときにも便利なので1枚あるといいですよ。

定期的に靴を磨きましょう

ということで、この記事では私が定期的に行っている靴磨き・靴掃除の方法について紹介しました。
初心者の方でも最低限これだけはやっておけば間違いないと思います。
きちんとメンテナンスすることで10年以上履くことのできる革靴、靴磨きも楽しんでできるといいですね。
そんなに難しくもなく、30分かかりませんので、夜にテレビを見ながらとか、お酒お飲みながらやってみてください。
ご自分の革靴に更に愛着が湧くと思いますよ。

私が大切にしている革靴について、このブログではいくつか紹介しています。
どの革靴もオンオフ使えて便利な革靴です。
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