【EMAPEA ビートテープ】生音感のあるジャジーなビートが詰まった「Seeds, Roots & Fruits」

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家にいるとき、珈琲を聴きながら、仕事をしながら、まったりしながら、カセットテープで音楽を聴くのが最近の楽しみです。
アナログな音の暖かさと、レコードと比べると少しだけチープさを感じるその特徴的な音の虜。
とても楽しい時間です。
そんな時間にカセットテープでよく聞くのがいわゆる、ビートテープ
ビートテープとはヒップホップのラップがないインストゥルメンタルの音楽のことをいいます。
この記事ではおすすめのビートテープを紹介したいと思います。
Emapea / Seeds Roots & Fruitsです。

とてもジャジーでここちよいビートがたくさん詰まっているお気に入りのビートテープです。

EMAPEAとは

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EMAPEAはポーランドのビートメイカー。
ジャジーなサウンドが特徴で、往年のジャジーヒップホップのビートを感じさせてくれるビートをたくさん作っています。
どのビートもジャズの原型が残っているのがジャズ好きには刺さると思います。
生音感のあるジャジーなビートとでも言いたくなる、そんなビートがとても心地よい。

EMAPEAのビートテープ

この記事ではEMAPEAのビートテープ、「Seeds, Roots & Fruits」を紹介します。
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今作はEMAPEAのデビュー作です。
EMAPEAのビートテープの中でも人気の1作で、彼らしさが全面にでた心地よすぎるジャジービートの数々。
レーベルはLAのCOLD BUSTEDからのリリースになります。

おすすめのビート

このビートテープから私のおすすめのビートを紹介しておきます。
はっきり言って全曲捨て曲なしのビートテープなので選ぶのは難しかったですが、ちょっとでもビートテープの雰囲気が伝わればと思います。

Jazzy

直球タイトルなJazzy。

これぞジャジーヒップホップといわんばかりのスモーキーでジャジーなビート。
90年代~00年代の空気をまとっているので、往年のジャジーヒップホップ好きにはたまらないと思います。
サンプリングしたピアノのフレーズが印象的。
永遠に聴いてられます。

Laka

ビートテープの1曲目のこちらの曲もものすごくクールでかっこいい。

イントロ終わりのサックスの入るとこで鳥肌。
少し遅めのテンポですが、確実に体が揺れちゃう心地よいビート感。
完璧ですね。

Smooth Walk

80年代のジャズ、フュージョン的な雰囲気のビート。

上で紹介した2つのビートとは少しだけ雰囲気が違うこちらのビートはもう少し時代が新しいジャズの空気をまとってます。
サックスの音もフレーズもフュージョンっぽくてとてもアーバン。
夕方ドライブで聴きたい雰囲気のビートです。

ジャジーなビート

ということで、EMAPEAのデビュー作である「Seeds, Roots & Fruits」を紹介しました。
おすすめの曲を数曲紹介しましたが、本当に捨て曲なしです。
ビートテープってよほど気に入らないとリピートしまくることもないと思うのですが、このビートテープはかなりリピートしまくってます。
往年のジャジーヒップホップが好きな方、ローファイな音が好きな方にはかなりおすすめできます。
ぜひ、一度聴いてみてください。
ちなみに、わたしはビートテープはカセットテープで聴いています。
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この記事で紹介したビートテープもカセットも販売されています。
音の雰囲気がビートテープを聴くのに向いていると思うんですよね。
もちろんカセットそのもののモノとしての可愛さや、再生するまでの所作も大好きなポイントです。
このブログではカセットテープについても紹介していますので合わせて読んでみてください。