ウイスキーの中ではジャパニーズウイスキーが一番好きです。
有名なところだと山崎や、白州など。
味はもちろんですが、蒸溜所に見学にいけるのもいいところです。
蒸溜所に行くとものづくりの現場にふれることができ、そのものへの愛着が深まります。
そこで、この記事では私が住んでいる鹿児島にあるウイスキーの蒸溜所をご紹介します。
嘉之助蒸溜所(かのすけじょうりゅうしょ)という蒸溜所です。
まだまだできたばかりの蒸溜所ですのでこれからが楽しみです。
嘉之助蒸溜所とは
この記事でご紹介する嘉之助蒸溜所は、本州最南端のウイスキー蒸溜所です。
2018年に始動したまだ歴史の浅い蒸溜所です。
嘉之助蒸溜所の母体は小正醸造という鹿児島名物芋焼酎を作っている会社。
焼酎はウイスキーと同じ蒸留酒であり、焼酎つくりで培われた技術をウイスキーに惜しみなく注いでいます。
そのため、新しい蒸溜所といえど、腕は確かです。
昭和32年に発売された長期貯蔵米焼酎のメローコヅルは小正醸造を代表する銘柄の一つで、焼酎を樽で寝かせたものです。
この樽で寝かせるというのがウイスキー作りに通ずるところがあります。
焼酎つくりの技術、情熱をウイスキーつくりに注いで作られるのが嘉之助蒸溜所です。
嘉之助蒸溜所のアクセス
嘉之助蒸溜所の場所は、鹿児島県の西岸の吹上浜沿いにあります。
地図だとこちら。
地図でもわかるようにものすごく海の近くにあります。
この吹上浜は遠州大砂丘、鳥取砂丘と並んで日本三大砂丘のひとつです。
鹿児島市からは車で1時間くらいの場所になりますが、蒸溜所の近くは海のそばでドライブにぴったりです。
こんな景色を楽しめますよ。
住所:鹿児島県日置市日吉町神之川845‑3
TEL:099-201-7700
FAX:099-201-7711
定休日:毎週 月・火、年末年始、臨時休業あり(※月・火が祝日の場合は営業)
営業時間:10時~17時
嘉之助蒸溜所の内観・外観
嘉之助蒸溜所は道沿いに入り口があります。
こんな入口です。
この入口が開いていれば蒸溜所も開いていますので迷わず車で中に入ってください。
門を入って左の方向に進むとキレイな建物が見えてきます。
ここがウイスキー蒸溜所になります。
なお、門の反対側には焼酎を作っている施設が見れます。
メインの建物がこちらです。
芝生の中庭があり奥にはギャラリーショップ、両サイドが蒸溜所になります。
通常、クラフトウイスキーを作る蒸溜所(小規模な蒸溜所)は2基が多いのですが、こちらの蒸溜所は3基のポットスチルがあるのが特徴です。
本当は工場見学もあるのですが、2020/03時点ではコロナウイルスの影響で工場見学が中止されていました。
ぜひ、状況が戻れば行ってみようと思います。
ギャラリーショップにはもちろんウイスキーが並んでいます。
ウイスキーの他にもTシャツや、グラスなどのグッズもありますのでお土産にもいいですね。
ちなみにギャラリーショップを抜けると芝生の広場になっています。
その先には海が見え、なんとも気持ちのいい場所でした。
嘉之助蒸溜所のウイスキー
嘉之助蒸溜所は2018年に始動した蒸溜所ですのでもちろんまだ若いウイスキーのみを取り扱っています。
いわゆる、NEW BORNと言われるものです。
なかなかパッケージがかっこよくないですか?
このラベルは蒸溜所とWEBショップ限定です。
人気の品でWEBショップでは抽選での販売となっているみたいです。
ネットでは通常のラベルのNEW BORNが手に入ります。
嘉之助蒸溜所のNEW BORN
ということで買ってきたのが蒸溜所限定のNEW BORNです。
この箱もデザインよくて別売り(150円)だったのですが思わず買ってしまいました。
アルコール度数が48%と少し高めのウイスキーです。
(ちなみに通常のウイスキーは40%くらいです)
色はちょっと赤みを帯びています。
キレイな色ですよね。
バニラのような甘い香りがしますが、一口含むとスパイシーでどっしりとしています。
ソーダ割りにするとその香りが引き立ちます。
まだまだ若い感じはしますが、かなり旨味のあるウイスキーです。
これからが楽しみな嘉之助蒸溜所
ということでこの記事では鹿児島にある本州最南端のウイスキー蒸溜所である、嘉之助蒸溜所についてご紹介しました。
2018年始動と始まったばかりの蒸溜所。
これからその歩みを見守りたいと思います。
作られるウイスキーは結構個性的な味だと思いますので、好きな人はハマると思います。
鹿児島旅行のいい思い出とお土産になります。
観光でもぜひ行ってみてください。
また、鹿児島のひとり旅情報についてはこちらにまとめていますのであわせてごらんください。
なお、私のおすすめのジャパニーズウイスキーについてこちらの記事にまとめてみました。
合わせてごらんください。