秋が深まってくるとジャズを聴きたくなります。
お気に入りのジャズや、まとめをこのブログでもいくつか紹介してきました。
そんなジャズの中でもこの季節、特にピアノ・トリオが高に会いますよね。
秋のいい意味でさみしい感じが音数の少ないピアノ・トリオにピッタリ。
ということで、今回はわたしがいつも友人にオススメする日本人のピアノ・トリオをご紹介したいと思います。
和ジャズ
今回ご紹介するアーティストは福居良さんです。
そう、日本人。
このブログでは初めての日本人のリーダー作です。
日本人が演っているジャズ、通称和ジャズですが、近年のブームでレコードは高騰しています。
ですが、ブームが後押ししてリイシューも多く、今回ご紹介するアルバムもリイシューされたレコードで手にいれました。
ブームの恩恵を受けたわけです。
福居良とは
ちょうど昨年(2016年)に亡くなってしまったのですが、札幌で活躍していたピアニストです。
若いころは東京で新宿ピットインなどで腕を磨き86年から札幌に戻り、ライブハウス「スローボート」で活躍されていたそうです。
とてもリリカルなピアノを弾く方で、旋律がきれい。
今回ご紹介するアルバムで初めて聴きましたが、外国人にはない、何か繊細な音を感じることができると思います。
オススメの曲
そんな福居良さんのファーストアルバムが今回ご紹介するSCENERY(シーナリー)。
そのアルバムから2曲だけご紹介したいと思います。
Early Summer
福居良さんの代表曲と言ってもいいと思います。
テーマのフレーズが夏っぽくありながらどこかすずしい印象。
そんな優しい曲からどんどん曲があがっていく感じがたまんないです。
長めの曲ですが、飽きずに最後まで聴けます!
Autumn Leaves
Fukui, Ryo (福居良) - Autumn Leaves
みなさんご存知のスタンダード・ナンバー、枯葉ですね。
この演奏は日本の枯葉の中でナンバーワンだと個人的には思っています。
スタンダードな演奏なんですが、どこかはねている演奏が心地よい。
CD再発あり
ということで、2曲だけご紹介しましたが、ピアノ・トリオのアルバムとしてはかなりいいアルバムだと思います。
和ジャズというくくりの中では最高峰ではないでしょうか?
CDでも再発されていますのでぜひ聴いてみてください。
このブログで紹介したジャズのまとめはこちらです。
こちらも合わせて読んでみてください。
定額制の音楽配信サービスで気軽に音楽を
定額制の音楽配信サービス使っています?
まだ利用していないのであればぜひはじめてみてください。
とりあえず「聴きたい!」と思ったときにすぐに聴けるのは本当に便利ですよ。