今回ご紹介するアルバムは、RONNIE MATHEWSがリーダーのピアノトリオ作です。
ピアノトリオといいながらも、2曲目ではエレピを演奏しています。
日本のEAST WINDというマイナーレーベルからリリースされているのですが、価格が高騰してますね。
とにかく、このアルバムはJAZZを聴き始めたころから探してて、最近やっと納得する値で手に入れました。
ちなみにこのレーベルは「アメリカでは過小評価されがちな優れたジャズメンを積極的に録音して世の中に紹介していく」ことを目指していたよう。
そんなレーベルが日本にあったことがうれしいですね!
そんなレーベルでリリースされたこのアルバムのパーソネルは
ピアノ:ロニー・マシューズ ベース:鈴木 良雄 ドラム:ルイス・ヘイズ
です。
ロニー・マシューズは、他のアルバムでは脇役の印象が強いですがこのアルバムではきっちりリーダーとして演奏してます。
曲リストはこちら。
A1 Ichiban
A2 Manha Do Carnaval
A3 Linda
A4 K's Waltz
B1 Jean-Marie
B2 When Sunny Gets Blue
B3 Summertime
この中からお気に入りの何曲かをご紹介します。
A1 Ichiban
アルバムのオープニングは疾走感のある曲から。
うねるベースの上でマシューズのピアノが自由に飛び回ります。
私はこの曲を聴くときはいつもベースの音を聴くようにしてます。
かなり複雑なベースラインを力強く弾いているのがわかり気持ちいいですよ!
A2 Manha Do Carnaval
この曲だけはマシューズがエレピを弾いてます。
ブラジリアンジャズのリズムで展開されるこの曲には中毒性がありますね。
この曲はルイス・ボンファ作曲の映画『黒いオルフェ』の主題歌。
たくさんのアーティストにカバーされている名曲です。
真夏の暑い昼下がりに聴きたいですねぇ。
とにかく気持ちいい曲です。
B2 When Sunny Gets Blue
このアルバムで最もピアノ・トリオらしい曲です。
そのため聴いてて安心感が持てます。
ピアノも勢いではなく、しっかりと弾いてて、高音のコロコロからバッキングまで素晴らしい。
もちろん、バックの2人が安定しているからですが。
気持ちよく酔っぱらえる曲ですねww
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今ならまだAmazonにありますので、ぜひ、手に取ってみてください。
スピリチュアルなものからブラジリアンなものまで聴くことのできる良盤です。
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まだ利用していないのであればぜひはじめてみてください。
とりあえず「聴きたい!」と思ったときにすぐに聴けるのは本当に便利ですよ。