[家造り体験記]地場のハウスメーカーが持つ建築条件付き土地で一戸建てを建てました。

我が家の家造り体験記の第2回目です。 前回は、家造りのスタートから、1週回って中古の一戸建て、中古のマンションを諦めたところまでご紹介しました。

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今回は、新築マンションと新築一戸建ての再検討と、最終的に新築一戸建てに決めた道のりをご紹介したいと思います。

新築マンションは高い…

マンションメーカーの担当者の方とコネクションを作っておきました。
そこから情報をもらうことができ、早めに商談に入ることができたマンションがありました。
場所よし、設備よし、価格もまぁよし。
いよいよ来たかなぁと思いましたよ。
でもですね、間取りと価格が折り合わないのです…

我が家は3人の子供がいます。
当時はまだ1人でしたが、子供は2人ほしくて、それぞれに子供部屋をと考えてました。 夫婦の寝室、子供それぞれの部屋、来客用の部屋。
どうしても4LDKは欲しかったわけです。
でも、価格的に3LDKがいいところでした。
マンション自体、3LDKの部屋がメインで、4LDKの部屋って角部屋とか、上階とかですね。
4LDKは価格的に厳しかったですねぇ。

その点、一戸建ては標準的に2階建てで、1FにLDKと和室+2Fに個室3部屋で4LDKでした。
結局子供3人になったので、3LDKだと破綻してましたねww

ということで、新築マンションを諦めました。

新築一戸建ての再検討

再度、新築一戸建てを検討する際に、ハウスメーカーに関して諦めを持つこととしました。
私が当初どうしても建てたいと思っていたハウスメーカーはOMソーラーの家で、無垢材をふんだんに使った緑あふれる家を提供するハウスメーカーでした。
モデルハウスも見に行き、いいなぁと思っていたんです。
でも坪単価が70万円近くするとのこと…
やはり、ここだと厳しいなぁと思いました。
そこで、まずはハウスメーカーをリセットして検討することとしました。

ハウスメーカーの検討

まずは、ハウスメーカーを再検討です。
いろいろなハウスメーカーを回って、モデルハウスを見て、値段を聞いて。
その中でわかったことがあります。

大手と中堅の差は大きいが、中堅同士だとそんなに大きな違いはない!

ということです。
ここでいう大手とは、坪単価50万以上の積水ハウス、大和ハウス、住友林業などを指します。
このあたりのハウスメーカーは独自の仕様、機能を詰め込んでますね。
ただし、坪単価50万以下のメーカーだとそんなに大きな違いがないんじゃないかと思います。
(アイフルホーム、クレバリーホーム、ユニバーサルホーム、地場のハウスメーカーとか)

価格的に中堅しか選択肢がない我が家にとって、ハウスメーカーってそんなに重要じゃない気がし始めました。
もちろん営業の対応や、品質は最低限見るとして、仕様的な違いを強く意識するは必要はないです。
ただ、結局中堅のハウスメーカーの仕様は、建具はYKK APかLIXILから選べますみたいな、どこでも一緒な選択肢のような気がします。
ですので、中堅のハウスメーカーであれば仕様の差よりももっと大事なことに力を注ぐべきだと考えました。
それは家造りでもう一つ大変な土地探しです。
土地ってなかなかないですよ。

建築条件付き土地

建築条件付き土地とは、簡単にいうと、建てるハウスメーカーが決まっている土地です。
ですので、ハウスメーカーを選ぶことができません。
結構いい土地が多く惹かれることがあったのですが、ハウスメーカーにこだわってたのでスルーしてました。
でも、ハウスメーカーにこだわらなくなるとこの土地が選べます。
土地を売る方も、なるべく利益を大きくしたいので、ハウスメーカーと組んでいい土地を高く売ろうとしているんですかね。 いい土地が多いです。
また、ハウスメーカー自信が持っている土地はほとんどが建築条件付き土地です。
地場のハウスメーカーはいい土地持ってますよ。
土地にこだわるなら、なおさらハウスメーカーへのこだわりは捨てるべきですね。

モデルハウスという選択肢

ちなみに新築一戸建てを再検討する際にモデルハウスを買うことも考えました。
モデルハウスって、1年くらいは、展示用に使うのですが、その後、売られます。
モデルハウスなんで、贅を尽くしていいる設備で、そのハウスメーカーの最高の仕様で作られることが多いですね。
しかも、お客さんが来ないといけないので、場所も悪くないところに建ってます。
それが安く手に入ることが多いです。

家を建てるハウスメーカーを決めてから担当者に対して聞いてみるといいかもしれませんね。
私の場合、ハウスメーカーを建てる前に、お話を一度いただきました。
今だと、希望をある程度きいた設計でモデルハウスを建てれますよとも言っていただけました。
まぁ、そこは場所と折り合いがつかず、諦めたのですがね。

条件があえばかなりお得な選択肢だと思います。

で、地場のハウスメーカーに決定!

で、最終的には私は地場のハウスメーカーにしました。
決定に至る要素として

  • いい土地
  • サポート力
  • 低価格

でした。

とにかく、いい土地でした。
駅まで5分、少し狭めだけどその分価格も抑えめ。
この土地は不動産情報サイトには載っていない土地です。
やはり地場強し!

更に、サポート力もよかったですね。
変に営業的というわけではなく、相談にのってくれる感じ。
中堅ならではでしょうか。
呼んだらすぐ来てくれる、こういうのが住んだ後にも役立ちます。

そして、低価格です。
中堅は仕様がそんなに変わらないといいましたが、もちろん中堅のハウスメーカーの中でランクはあります。
私が選んだハウスメーカーでも坪単価20万~40万のメニューがありました。
さすがに20万だと選べる幅が小さすぎるので35万のものにしましたが、満足度は高いです。
坪単価35万だと我が家でも4LDKの一戸建てを建てることができました。

デメリットは1点だけ。
とにかく提案してくれません。
特にデザインに関しては、全然提案してくれません。 大手だと、インテリアデザイナーがついたりするらしいですが、そんなのなしです。
そこは自分で考えましょう。
照明なんてわたしは全部自分で選びなおしましたからね。
そのくらいは頑張らないとダメですね。

まとめ

というわけで、我が家は長い道のりを経て、地場のハウスメーカーで新築一戸建てを建てました。
時間はかかりますが、納得感はあります。
お金がいっぱいあればやりたいことはもっともっとありますが、そこはしょうがない。
少しでも自分の理想に近づくように努力する必要が有りますね。

いろいろタイミングもあるのが家造りです。
この記事が少しでも家造りをしようとされている方のお役に立てればうれしいですね。