一応ITエンジニアですので、たまにはお勉強を。
今回は仕事で**R言語**といわれる主に統計処理、データ解析のために活用される言語をサラッと知っておく必要にかれらましたので、お勉強です。
内容は基本的なことですが、自分のメモのため、他の誰かに少しでも役に立てばよいかなぁと思い、記事にしておきます。
まずはRの環境構築から、簡単な使い方までをご紹介です。
Rの環境のダウンロード
R言語の開発環境はRです。
Rはオープンソース形式のデータ解析・処理の専用ソフトになります。
これらの環境はR言語の公式サイトからダウンロードします。
こちらのCRANからダウンロードサイトにジャンプし、ご自身の環境に合わせたRをダウンロードしてください。
私の環境はWindowsですので、Windows用のRをダウンロードします。
ダウンロードしたら、お好きなディレクトリにインストールしてください。
Rの環境
Rの環境を起動します。
起動するとこんな画面が出てきます。
親ウィンドウであるRGuiウィンドウの中に、コマンドやソースコードを入力するR Consoleウィンドウが配置されてます。
今後、グラフを作ると、この親ウィンドウの中にグラフを表示する別のウィンドウが出てきます。
つまり、この親ウィンドウの中で全てが完結するんですね。
ここから先はこのコンソールウィンドウに対して入力し、処理を進めることになります。
変数に代入し、表示してみる
Rでは変数の宣言のようなものはありません。
いきなり代入することができます。
例えば変数Xに数値3を代入する場合には以下のように書きます。
x <- 3
このように”<-”を使って代入することができ、Xに3が代入されます。
矢印の向きに代入されるので直感的ですね。
なお、Rでは以下のような型が用意されています。
- 数値
- 文字列
- ベクトル
- 行列
- リスト
- データフレーム
- NULL
- TRUE/FALSE
それぞれの詳細は別記事にてご紹介します。
Rへのデータの入力の仕方
Rが一般の言語と根本的に違うことは、データ有りきだということです。
まずはデータをRに入力します。
データの入力の方法としては、
- キーボードによってコンソールから直接入力する方法
- データ編集エディタを用いる方法
- 外部ファイルから読み込む方法
があります。
実際に業務で活用する際には外部ファイルから読み込む方法やデータ編集エディタを用いる方法がメインになると思います。(CSVファイルなど)
ですが、今後の説明では理解を深めるにコンソールから直接入力する方法で紹介していることもあります。