お気に入りのレコードをご紹介です。
日野皓正といえば、日本のレジェンド、現役で活躍されているプレイヤーですね。
そんなレジェンドの若かりしころの1枚。
ALONE, ALONE AND ALONE(takt)
ジャケットかっこいいですよねぇ。
taktレコードのデザインワークはかなり好みです。
たぶん、発売当時に見たらジャケ買いしてたんだろうなぁ。
このレコードは(今のところ)和ジャズの中では一番好きなレコードです。
はずれ曲なしとはこのことですね。
しかもいわゆるUSハードバップ的な曲だけでないので楽しめます。
このレコードは全曲好きなのでそれぞれの曲をご紹介したいと思います。
1.SOULFUL
かっこいいドラムブレイクから始まります。
ドラムはファンキーなドラムでいわゆるジャズドラムではないですね。
そしてトランペットが乗ってきて、全編吹きまくりです。
効いてて飽きずに、体が揺れる曲です。
DJするなら間違いなく使う1曲です。
2.ALONE, ALONE AND ALONE
日野皓正さんの代表曲ですね。
とにかく、素敵な曲です。
しずかながら、トランペットに熱量があって、ものすごく”歌い”ます。
この曲はブルーミッチェルもカバーしており、世界的にも有名になりました。
そちらのレコードも別でご紹介したいと思います。
お酒を飲むときに聴きたい曲です。
TERUMASA HINO - ALONE, ALONE AND ALONE
3.SUMMERTIME
いろいろな人にカバーされている名曲ですね。
この曲をソウルジャズっぽくカバーしてますね。
ブルージーなピアノのバッキングがかっこいいです。
4.DOWNSWING
いわゆるマイルスデイビスのような曲ですね。
当時としては新しいタイプの演奏だったようです。
他の4曲に比べるすと曲の時間も短いですしすこし地味な印象。
ただ、5曲目の派手な曲へのつなぎとしてアルバムではいいアクセントになってます。
5.B-LUNCH
全曲中もっともジャズっぽい曲です。
高速で展開される各パートが気持ちいいいですね。
レコードの裏面ライナーにも書かれていますが、「ホレスシルバーの作品のよう」です。
ですので、USのハードバップが好きな人にはもってこいな曲です。
捨て曲なしの好盤
ということで、全曲素晴らしいこのレコードは間違いなくずっと聴き続ける名盤です。
でも、私のレコード、4曲目にプチプチノイズが入っちゃうんです…
ずっと状態のいい盤を探してます。
2枚目でも探してしまうくらい気に入ってます。
CDでも出てますので、ぜひ、聴いてみてください。